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「母」がいちばん危ない ~`いい娘'にならない方法~

「母」がいちばん危ない ~`いい娘'にならない方法~

「母」がいちばん危ない ~`いい娘'にならない方法~

作家
斎藤学
村山由佳
出版社
大和書房
発売日
2013-07-11
ISBN
9784479794035
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「母」がいちばん危ない ~`いい娘'にならない方法~ / 感想・レビュー

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パフちゃん@かのん変更

精神科医斎藤学氏と直木賞作家である村山由佳さんとの対談集。1941年生まれの斎藤先生が面白い。村山さんはエキセントリックで支配的な母親の元、優等生であることを強いられ、反抗することは出来なかったという。言葉と暴力による支配だが、母親は良かれと思ってやっていたのか、自分の満足のためにやっていたのかは分からない。直木賞の授賞式に親孝行のつもりで授賞式に誘ったら「ウチが行ったかて何の得もない。バス代が掛かるだけ損だ」と言われたとか。唖然ですね。母親が認知症になって母に対する気持ちを書けるようになったとのこと。

2014/02/17

ころりんぱ

村山由佳さんと精神科医、斎藤学センセイの対談をまとめたもの。村山さんの本は未読?もしくは「星々の船」を読んだような気も。ダブルファンタジー=エロ?放蕩記=半自伝的小説。それぞれの本が、母との確執に彼女なりにカタを付けてきた結晶らしい。彼女がいい子をどうやってやめてきたか、赤裸々に語っている。斎藤センセイの合いの手が面白く、母娘、父娘、性愛・結婚、自己と他者との関係という章立てで進む。なかなか言葉としてに表せない感情なのに、さすが作家と精神科医、言葉を駆使しての掛け合いで分かりやすい。

2013/12/05

のんすけ

「ダブルファンタジー」「アダルトエデュケーション」から「おいしいコーヒーの入れ方」であまりの作風の違いに驚いたけど、本作を読んでその変化に納得がいった。斎藤学氏も家族関係を学ぶ中で読んだ精神科医。母と娘の関係は複雑で陰湿で深いことがよくわかる。「放蕩記」を読むのがますます楽しみになった。

2014/12/07

chips

たまたま図書館で見かけたので読んでみました。斎藤学さんという精神科医と村山由佳さんの対談。村山さんがお母さんに支配されていたと感じて来られたことは何かで読んだことがあります。そういうお話が書かれてます。その中で、人はモラルに反することをした時に罪悪感を覚える。そのモラルはどこから来ているのか、拠って立つところが脆弱なものなのに…ってところがあって、なるほどなと思いました。人によってモラルの基準が違うのはとてもよく理解できる。それと、村山さんが、ご自身のお次兄さんのことばに救われたところが良いお話だなと。

2020/02/22

風眠

作家・村山由佳と、カウンセラー・斎藤学との対談。タイトルにもなっているように、母と娘の確執についての対談かと思っていたら、なぜタトゥーを彫ったのかとか、男性遍歴とか、村山さん自身の「遅れてやってきた反抗期」というところでとどまってしまっているのが残念。今もまだ乗り越えられていないということかもしれないけれど、母親との確執をどのようにやり過ごし、どう感じて今があるのか、という「直接の部分」を読みたかった。で、結局副題の『いい娘にならない方法』がタトゥーなの?という、どうもすっきりしない内容だった。

2013/09/21

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