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幸田文 どうぶつ帖

幸田文 どうぶつ帖

幸田文 どうぶつ帖

作家
幸田文
青木玉
出版社
平凡社
発売日
2010-04-10
ISBN
9784582834727
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幸田文 どうぶつ帖 / 感想・レビュー

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こばまり

愛おしくて哀しい、身の回りの動物についてのエッセイと短編小説。名人の舞踊を観るような、上質のお出汁を飲むような、しんとした気持ちになります。手元に置いておきたくなる美しい装丁。

2014/07/20

ちゃちゃ

とっても美しい本。それは,装丁も,中の文章も。幸田さんの動物に対する温かな眼差しがつたわって来ました。そして,お父さんの温かさも。そんなお父さんだったから,幸田さんも動物大好きになったんですね。

2011/01/03

山猫

懐かしい「ふたつボン」にここで再び会えるとは。椋鳥に大騒ぎしたお孫さん2人のうち、尚さんは昨年、奈緒さんは来年、還暦ですよ、文さん。あとがきはその奈緒さん。

2022/03/30

Sakie

中年~晩年頃のエッセイを娘の玉氏が編集した、シリーズの1冊。孫の奈緒氏が後書きを書いており、文さんに似て端正な文体だ。幸田家は露伴が犬をよく飼っていたようで、文さんも犬の扱いは慣れていた。家の雌犬が放し飼いや野良の牡犬と「結婚」しないよう奮闘する様子など、犬の飼い方が変わりつつある時代の様子がわかる。猫の方は得手でないようで苦笑した。動物園好きが意外だった。裏門から出入りするほどお好きで、詳細な観察描写からは樹木を描いたのと同じ熱量を感じた。『めぐしはむごしで、むごしはめぐし』。動物は愛情と酷さを教える。

2018/10/06

mattya

ウェットでない、ドライな愛情、たかがペット でも大切な私ののペット そういうのいいね、悪くないね~

2014/04/01

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