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ふたたびの加奈子 (ハルキ文庫)

ふたたびの加奈子 (ハルキ文庫)

ふたたびの加奈子 (ハルキ文庫)

作家
新津きよみ
出版社
角川春樹事務所
発売日
2012-11-01
ISBN
9784758436960
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ふたたびの加奈子 (ハルキ文庫) / 感想・レビュー

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あつひめ

なんだか、最初から最後までドキドキしまくってしまった。子どもを失うことの喪失感は例えようもない。自分の身を刻んでも返して…と思うのだろう。科学では解明できない輪廻転生。多分、そういうことがあるのだろうけど…あやふやな方がお互いのためなのかななんて思ってしまった。ラストはとても皮肉な展開でもあったが桜の季節を迎えられていることにほっとした。小説の中の出来事だけど、女は…いや、母はいざとなると恐いかもしれないね。

2013/10/06

カブ

プロローグから引き込まれた。5才でひき逃げ事故で亡くした容子。生まれた我が子がハズレの子と思ってしまう正美。1人で我が子を育てる砂織。3人それぞれの母性がよい。

2016/08/11

はる

交通事故で亡くなった5歳の娘の死を受け入れられない妻は、別の女性の子どもを生まれ変わりと信じて近づいていく・・。どうなるかドキドキ、かなり引き込まれました。妻が案外、良識的なので嫌な気分にはなりませんでした。ラストは上手く纏まった感じで良かったです。

2014/10/28

どぶねずみ

交通事故死した加奈子の生まれ変わりか? 「ぼくが女の子だったときのママだよね」「車のナンバーはママの誕生日」そんな発言を繰り返す男の子に出会ったら、連れ去りたくなる。ホラー小説とはいえ、輪廻転生についての内容だったので、怖すぎずハラハラもせず、私の体質には合っていたと思う。映画を先に鑑賞したが、娘を失った女性が苦しみのあまり精神病になりかけているのかと思うほど、輪廻転生についてあまり色濃く表現されなかったのが残念だったので、原作を読めて良かった。

2017/03/25

ブルドッグ

新津きよみさんの作品は初めてでしたが、他の作品のテイストを知りたくなるような作品でした。 文章は捻りが少なく読みやすいので一気に読了しました。ますます他の作品が気になります。 内容も好きでした。八日目の蝉でも感じた母性の深さをこの作品でも感じました。男ですが最後のシーンには、じわっときてしまいました。

2014/07/17

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