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大阪SFアンソロジー:OSAKA2045 (Kaguya Books)

大阪SFアンソロジー:OSAKA2045 (Kaguya Books)

大阪SFアンソロジー:OSAKA2045 (Kaguya Books)

作家
正井
青島 もうじき
紅坂 紫
北野勇作
玖馬巌
玄 月
中山奈々
宗方涼
牧野修
藤崎ほつま
出版社
Kaguya Books
発売日
2023-08-31
ISBN
9784784541485
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大阪SFアンソロジー:OSAKA2045 (Kaguya Books) / 感想・レビュー

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ひさか

2023年8月社会評論社刊。8つの地域SFアンソロジー。シリーズ2作目。玖馬さんのAIについての真っ向からの取り組みと気の利いたアイデアが楽しく、斜め上方向の展開が面白い。全編大阪弁(関西弁)炸裂で大阪弁世界は描けているものの、未来は霞の中のままで、そう簡単に見通せるほど甘くはないということは伝わってきました。

2023/10/30

かもすぱ

2045年の大阪がテーマのアンソロジー。万博要素をメインにした作品が多いぶん、万博を避けた作品が際立つ。『みをつくしの人形遣いたち』『チルドボックス』『かつて公園と呼ばれたサウダーヂ』が良かった。どの作品も大阪以外への言及がほとんどないものの、日本全体としてシュリンクしている社会が感じられ、さらにその中で大阪という都市・行政・人々がどう暮らすのかを感じられた作品が多く良かった。

2023/11/08

不璽王

京都の方もそうだったけど、SFという「飛躍」のジャンルと土地という「重力」のテーマの噛み合いが良くて一つ一つの作品はかなり楽しめた。維新への恨み言で胸焼けしそうではあるが

2023/09/07

げんなり

面白かった。 でもこの爽やかな感じの表紙とは違い、中身は少しビターかも。 政治的な話をするのはあれだけど、実際、今の大阪の行政、それから二十年経った後どうなるかを考えると決して明るい話になるわけではなさそうで、田中啓文的な大阪とは違う大阪が描かれている。北野勇作、牧野修の両作品は、そういう背景をそれでも自分の作風に綺麗に纏め上げていて流石に揺るがない。 後半の三作の並びがすごく良くて、多分本アンソロの核のような感じ、『アンダンテ』の硬い感じの読み心地は『新しい時代への歌』を思い返した。希望は捨てない。

2023/08/29

笹帽子

玄月「チルドボックス」、紅坂紫「アンダンテ」がよかった

2023/10/24

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