壬生義士伝 13 (ホーム社書籍扱コミックス)
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壬生義士伝 13 (ホーム社書籍扱コミックス) / 感想・レビュー
ぐうぐう
ながやす巧が『壬生義士伝』のコミカライズに着手して完結するまで、実に20年の期間を要した。そんな時間の長さだけを取っても、ながやすの漫画家としての誠実さを感じさせる。出版社を渡り歩き、発表媒体も変更しながら、しかし漫画『壬生義士伝』は続き、そして完結を迎えることができた。その執念もまた、ながやすの誠実さの表れだ。いや、ここに描かれた線の一本一本にこそ、漫画家・ながやす巧の誠実さ、凄さを体感することができる。(つづく)
2023/07/30
尿酸値高杉晋作
ながやす先生の執念の塊とも言える力作。 何度涙腺刺激するんですか!!
2023/08/07
やすとみくろ
20年をかけての完結。掲載誌の廃刊、出版社の移籍を数度、WEB連載への移行、著者の病気など数多くの苦難があったが、著者一人で、原作にほぼ忠実に高いクオリティのまま最後まで描ききった。帯の浦沢直樹の推薦文や、巻末の湯浅裕行の解説が的確だが、本当に凄い作品だったと思う。巻末に設定画が収録されているのが、個人的には嬉しい。緻密で情報量が多く、もっと大きなものが見たくなる。あとがきにあるが、単行本がまったく売れなかったというのが残念でならない。もっと多くの人に読んでもらいたい作品。
2023/07/20
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