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おつかれ、今日の私。

おつかれ、今日の私。

おつかれ、今日の私。

作家
ジェーン・スー
出版社
マガジンハウス
発売日
2022-12-08
ISBN
9784838732296
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「おつかれ、今日の私。」のおすすめレビュー

疲れたら自分を甘やかそう! 疲弊した心身を癒してくれる具体例をジェーン・スーが伝授

『おつかれ、今日の私。』(ジェーン・スー/マガジンハウス)  ラジオ・パーソナリティーとしても活躍するジェーン・スー氏の『おつかれ、今日の私。』(マガジンハウス)は、「自分を慈しむセルフケア・エッセイ」というふれこみ通りの本である。恋愛や仕事や人間関係などで頑張りすぎて疲弊し、途方に暮れている人たちの48編のエピソードを紹介。それにスー氏の労いや励ましの言葉と、具体的なアドバイスが述べられる。

 例えば仕事だったら、「こんなに頑張っているのに、誰からも感謝されない」「仕方なくやっているのに、迷惑そうな顔すらされる」といった悩みが多いが、それに対してスー氏は「残酷だけど、仕事とはこういうことの繰り返しでもある」と諭したのち、彼女なりの処方箋を提示する。

 そこでかける言葉が絶妙である。例えば、無力感に苛まれた人には、とことん自分に甘くなってもいいと言う。例えば、高級なチョコレートを食し、ビヨンセのライヴ映像を見て、思いっきり昼寝をする。それがスー氏なりの回復法だそうだ。

 もし、それすらもできないほど、どん底の状態なら、推しのカッコイイだけの写真を眺め…

2023/1/11

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おつかれ、今日の私。 / 感想・レビュー

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starbro

以前から気になっていたジェーン・スー、初読です。30~50歳代女性のリアル、林真理子を普通にして少し若くした感じのエッセイでした。1日に何回「お疲れ様」と言っているでしょうか❓ https://magazineworld.jp/books/paper/3229/

2023/01/15

ehirano1

「科学的根拠はなく、ただ寄り添ってくれる本」ということで、こういうのをただつらつらと読むだけでも安らぐのはホントに不思議でした。色々試すのはそれだけで楽しいです。

2023/11/16

いつでも母さん

「誰にでも ねぎらわれたい夜がある」あるよね~ジューン・スーさんのエッセイを読みながら幾つも、うんうんと頷いた。ちょっと違うかな‥もあったが、それはそれで良いのだ。『おわりに』の中に、息がしやすくなる窓が欲しいと感じさせる声があったそうだ。せめて、自分のなかの窓だけは大きく開いておけますようにとやって来たと言う。私はどうだ?

2023/04/01

エッセイ。イメージしていた内容とは違ったけれどジェーン・スーさんらしい内容でした。所々共感しました。朝起きたら空がハワイだったから、家の中をハワイに近づけるって面白い。その方法で旅気分を味わえるなら手っ取り早いから真似したいです。

2022/12/17

R

生きづらさを抱える人に向けたエッセー。お疲れ!と言ってあげられるのは、誰よりも自分だと、それを許すことができない、知らない人へのメッセージが込められていて、正直自分はそのターゲットではないなと思いつつも、書かれていることで救われる人がいるであろうことが理解できる優しい内容だった。どちらかというと、ここで書かれていることの相手側というか、無自覚に誰かを追い詰めていないかと、そっちが心配になってしまった。わかりやすく丁寧に書かれているけど、内容が重たいのか、読んだらくたびれてしまった。

2023/04/29

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