女らしさは誰のため? (小学館新書 454)
女らしさは誰のため? (小学館新書 454) / 感想・レビュー
金城 雅大(きんじょう まさひろ)
うん、全編通して大いに納得。 …はもちろんしたんだが、やっぱり「女は得だよな」っていう観念から抜け出せないんだよなぁ。 なぜかと言うと、取りうる戦略の幅広さと、それらを自由に組み合わせていいとこ取りするバイタリティが女性にはあるから。 現に、この対談をしてるお二方だって、本書の内容に沿って「見た目以外」のところでちゃんと努力し才能を発揮しつつ、見た目にだってちゃんと気を配ってるもの。帯を見てもバッチリメイクしてるんだろうしね。(→続)
2023/07/13
はるき
既読の新書判。できたら男性にも読んでいただきたいので、嬉しいです。自分らしさの呪縛も怖いけど、他人の(社会の?)モノサシで自分にダメ出しはしたくありませんね。
2023/09/09
うずら
ページ数の少ない新書だけど、続けて読むのはしんとかった。でもいくつか気づきは得られた。過去にこういう話題を掘り下げたい時期は確かにあったなぁ。戦っていた当時の自分にエール!
2023/07/19
TAKA0726
内面的な女らしさは控えめ、思慮深い等サポートする意味に捉われるが、自ら行動したりモノを言うところにはない。女っぽいだと意地悪なマイナスイメージ。美・モテ・若さは全て目ベリする価値。男らしさ=支配、奢られる事は相手の支配を受け入れること。女らしさは弱さとセット、女の敵は女で目立つ事でああはなりたくない、が女性の地位が向上できない。人は女に生まれるのではなく女になる、は社会から誘導され受動的選択で女を選ばされる。男性社会設定のゴールが全てではない、正解を選ぶや間違えないことは大事ではなく選んだ答を正解にする。
2023/10/09
ランラン
職場において男性が考える以上に女性は生きづらさを感じている。確かに思いあたる節があり女性らしさを無意識に求めていたかもしれない。管理職の女性は仕事ができる、仕事のできない男性管理職は大勢いる。今の政治家(大臣)を見てつくづく思う。時間はかかるかもしれないが性差ではなく個体差になれば平等な社会に近づくのかもしれない。
2023/09/22
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