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漫画家の自画像

漫画家の自画像

漫画家の自画像

作家
南信長
山田参助
出版社
左右社
発売日
2021-12-03
ISBN
9784865280555
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漫画家の自画像 / 感想・レビュー

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keroppi

漫画家の自画像というと手塚治虫がどうしても浮かんでしまう。そういう絵を集めた本かと軽く考えて読み出したが、とんでもなかった。様々な作家の自画像や雑誌掲載の顔出し写真を取り上げつつ、その変遷から漫画家を描いた漫画まで論じている。今まで語られなかった漫画家たちの虚像と実像が入り混じり、漫画創作に苦しむ姿が見えてくる。時代の流れの中で消えていった漫画家もいる。こういう視点から浮かび上がる一つの日本漫画史として労作と言えるだろう。懐かしい漫画も数多く語られるが、永島慎二「漫画家残酷物語」を読み返したくなってきた。

2022/04/21

akihiko810/アカウント移行中

「漫画家が自分を描いた自画像マンガ」を解説した本。印象度A+  自伝漫画、漫画家評伝漫画、そして漫画家を扱った漫画まで、「漫画の中で漫画家はどう描かれているか」をテーマにした本。漫画好きにはめっぽう面白い本だ。やはり手塚は作中に登場しまくったので、トキワ荘組も影響を受けて漫画の中に作者ご本人が登場している。 自伝・評伝漫画、そして漫画家の自画像の項は漫画家ご本人が漫画として登場する(現れる)だが、おまけなのかフィクションである(つまり作者でない)「漫画家マンガ」についてもかなりの分量がある  

2022/04/09

kei-zu

エッセイ漫画に限らず、漫画家が登場する漫画が好きだ。個人的に手塚治虫「バンパイヤ」への思い入れが強いのは、手塚自身が物語の中心人物であることが大きい。 「漫画家の自画像」は、(エッセイ漫画を含め)虚実の皮膜を曖昧にする。本書で取り上げられるのは、上記の手塚のようにキャラとして登場する例のほか、自伝漫画や雑誌目次に掲載される著者近況にまで及ぶ。 自画像と自意識を狭間を埋めようとする考察は、なかなかスリリング。 良書です(o^-')b

2021/12/30

Gen Kato

手塚治虫はもちろん、藤子不二雄、赤塚不二夫、石森章太郎、田河水泡も幼いうちに読んでいたので、作中に作者が登場するのは当たり前のように流してきたけれど、改めてその特殊さ、おもしろさについて気づかされた。これ、映像や小説にはほぼ見られない表現技法だよなあ(語りに『筆者』が頻出する司馬遼くらい?)。あと、エッセイマンガ以外に「マンガ創作について描いたマンガ」ってかなり多いんですね。はじめて知った。勉強になりました。

2021/12/04

vonnel_g

漫画を読む人間にとって当たり前すぎるのか、この視点の研究が今まで出てこなかったのが不思議。後半の、漫画制作の現場を取り上げる漫画の章が面白い。

2022/04/09

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