ウィズコロナ時代、買い物へ行く回数が減る3つのコツ

暮らし

公開日:2020/8/28

レタスクラブ
『レタスクラブ ’20 9月号』(KADOKAWA)

 コロナの不安がある今、買い物のスタイルも少しずつ変化しています。読者アンケートによると”コロナウィルス以降”「買い物へ行く回数を減らした」という声が多数でした。

 回数を減らす=まとめ買いに走り勝ちですが、やみくもに食材をストックしてもムダになりますよね…。

 そこで、買い物の回数を減らす3つのポイントをご紹介します。

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ポイント1
残り食材を使い切る調理ワザを1つだけ覚えておく

 冷蔵庫が完全にからっぽになることって、あまりないですよね? つまり、まだまだ使える食材が眠っているということ。

 そんなとき便利な調理ワザの1つが

 残り食材を「粉」でまとめて、かき揚げ、チヂミにする。

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レタスクラブ9月号「うちにある食材でのりきろう!」
調理/小林まさみ 撮影/木村拓

 ハンパに切り残した玉ねぎ、にんじんと、さつまいもなどをサクサクのかき揚げにすると、ボリュームのあるりっぱなメインおかずになります。

ポイント2
「肉の代わり」になる食材を常備しておく

「肉がないとメインおかずが作れない」という思い込み、ありませんか? さば缶、卵、高野豆腐、蒸し大豆は、使い方次第でボリュームも食べ応えもしっかり出せます。

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「蒸し大豆のナゲット風」
調理/小林まさみ 撮影/木村拓

 このナゲット、蒸し大豆をつぶしてひき肉感覚で使ったアイディアの一品。家族は言わないと「肉なし」とは気付きません(笑)

ポイント3
「肉がまずくならない」冷凍法をおさえるべし!

 とはいえ、肉は絶対に欠かせない!という方には、買ってきた肉を「おいしく冷凍」することをおすすめします。

 この「おいしく」が肝。

 買ってきた肉、なにもせずパックごと冷凍庫へ投げ入れてませんか?

 パックの中とはいえ、肉は”裸”で冷気にさらされるのでどんどん乾燥してパサつきの原因に。

 調味料でコーティングしてから冷凍用保存袋に入れてから保存しましょう。

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わたしのお気に入りは、とりむね肉にマヨをコーティングするこの方法。

 凍ったまま野菜と一緒にソテーするだけの、時短レシピをかなり愛用しています。

前田雅子(まえだまさこ)編集長
1979年生まれ。リクルート「赤すぐ」シリーズ誌の編集を経験後、オレンジページに入社し、料理編集を担当。2016年KADOKAWAに入社してレタスクラブ編集部へ。2019年8月から編集長に就任。私生活では1歳男子の母。
Twitter:@maeda_mas

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