ダ・ヴィンチ編集部が選んだ「今月のプラチナ本」は、夏川草介『スピノザの診察室』
※本記事は、雑誌『ダ・ヴィンチ』2024年1月号からの転載になります。 『スピノザの診察室』 ●あらすじ● 京都の町中にある地域病院で、日々多くの高齢患者を診る内科医・雄町哲郎は、かつて大学病院で数々の難手術を成功させ、将来を嘱望された凄腕医師だった…
※本記事は、雑誌『ダ・ヴィンチ』2024年1月号からの転載になります。 『スピノザの診察室』 ●あらすじ● 京都の町中にある地域病院で、日々多くの高齢患者を診る内科医・雄町哲郎は、かつて大学病院で数々の難手術を成功させ、将来を嘱望された凄腕医師だった…
しっかり「手洗い・消毒・マスク」をして、不要不急の外出は控えるようにしているが、昨年のような緊張感をもっているかと言われると正直あまり自信がない。変異株の流入もあいまって、新型コロナウイルスの流行は拡大する一方だが、今、医療現場はどうなっ…
昨年夏、櫻井翔&宮﨑あおいの豪華コンビ主演で全国公開された映画『神様のカルテ』。原作はデビュー第一作であるにも関わらず、颯爽と2010年度の本屋大賞2位を射止めて話題になった新人作家・夏川草介の同名小説だ。 主人公の栗原一止(いちと)は、長野県…