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「夏目漱石」のレビュー・書評

夏目漱石が現代日本の女子高校生に転生したら――漱石マンガの第一人者が描く、異色の転生コミック『JK漱石』

夏目漱石が現代日本の女子高校生に転生したら――漱石マンガの第一人者が描く、異色の転生コミック『JK漱石』

昔の文豪というと、何かとクセの強い性格や言動、こだわりの強さが話題になる。『こころ』『坊っちゃん』『吾輩は猫である』などで有名な夏目漱石も、そのうちの一人と言えるだろう。もし、そんな彼が現代に転生したら、しかも女子高校生だったら、いったい…

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SNSやYouTubeが無き時代の夏目漱石の言葉から学ぶ、「弱さ」で人を引きつける方法

SNSやYouTubeが無き時代の夏目漱石の言葉から学ぶ、「弱さ」で人を引きつける方法

「教科書に載っていない夏目漱石」を再発見したのは、30歳を過ぎてからでした。Kindleで著作権保護期間が終わった古典が大量に無料で読めることを知ってからは、さらに網羅性が上がりました。紹介する『私の個人主義』(夏目漱石/講談社)は、「教科書に載っ…

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夏目漱石が書いた身の毛もよだつ怪談話――『夢十夜』の第三夜って?

夏目漱石が書いた身の毛もよだつ怪談話――『夢十夜』の第三夜って?

寝付けない熱帯夜、怪談を読んで眠らずに朝を迎える……。それもまた夏休みにしかできない贅沢な過ごし方だろう。そんな短い夏の夜におすすめなのが、文豪・夏目漱石の短編連作『夢十夜』の「第三夜」だ。 『夢十夜』は、1908年の7月~8月に『朝日新聞』に発表…

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夏目漱石は、できるだけ本を売りたくなかった?あの文豪たちの「お金事情」が赤裸々に

夏目漱石は、できるだけ本を売りたくなかった?あの文豪たちの「お金事情」が赤裸々に

“一体書物を書いて売るといふ事は、私は出来るならしたくないと思ふ。売るとなると、多少慾が出て来て、評判を良くしたいとか、人気を取りたいとか云ふ考えが知らず知らず(※原文は踊り字)に出て来る” そう語るのが、現代では紙幣にも印刷されている文豪・…

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男色関係を疑われる、細君を奪い合う……一筋縄ではいかない文豪たちの友情

男色関係を疑われる、細君を奪い合う……一筋縄ではいかない文豪たちの友情

社会生活を営む以上、避けて通れないのが人間関係だ。みなさんも、子どもの頃から現在に至るまで、さまざまな人間関係を経験してきたことだろう。そのなかに、印象的な友人や、忘れられない友情エピソードはあるだろうか。 『文豪たちの友情』(石井千湖/立…

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川端康成の『雪国』の有名な書き出しに隠された秘密とは?

川端康成の『雪国』の有名な書き出しに隠された秘密とは?

小説好きならば絶対に読んだことのある名作たち。川端康成の『雪国』、夏目漱石の『こゝろ』、太宰治の『人間失格』などの作品はそれだけ書評も数多く出回っている。しかしそれを現役の小説家が書くことは少ない。だからこそ『小説の読み書き』(佐藤正午/岩…

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禁煙化が進む今の時代にこそ読みたい、文豪たちの喫煙礼賛

禁煙化が進む今の時代にこそ読みたい、文豪たちの喫煙礼賛

紙巻の煙の垂るる夜長かな——芥川龍之介 煙草のある人生は素敵だ。何せ文学との相性が抜群なのだ。小説と煙草、場合によっては、それに酒とセックスなどが加わる。これらは最高のマリアージュとして、我々のDNAの最深部に刻み付けられていると筆者は思ってい…

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「道徳に加勢する人は永久の敗北者だ」。不倫バッシングが加熱中の今こそ響く、夏目漱石の言葉

「道徳に加勢する人は永久の敗北者だ」。不倫バッシングが加熱中の今こそ響く、夏目漱石の言葉

ここ数年、ワイドショーを賑わし続ける著名人の不倫報道。加熱するバッシングを見ると、「そりゃ悪いことだろうけど、そこまで寄ってたかって責め立てなくても…」と思ってしまう。 そんな問題を考えるにあたって、奥深い視点を与えてくれたのが『知っている…

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