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「内田春菊」のレビュー・書評

母はなぜ、養父に性的虐待を受ける娘の敵にまわった? 『ファザーファッカー』から25年、明かされるもう一つの真実

母はなぜ、養父に性的虐待を受ける娘の敵にまわった? 『ファザーファッカー』から25年、明かされるもう一つの真実

『ダンシング・マザー』 (内田春菊/文藝春秋) 今はあんた、子どもだからわからないかも知れないけれど、あたしはあんたのためを思って言っているのよ。それだけはしちゃだめ。それをしたらおしまいよ。(P197より)  養父から性的虐待を受けているのを知りながら見過ごし続けてきた母は、娘を愛していないわけじゃないのかもしれないと思ったのは、このセリフがあったからだ。『ファザーファッカー』(内田春菊/文藝春秋)で、殺意をたぎらせた娘・静子が包丁を握る場…

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内田春菊はいつも誰かに怒っている。だが、怒りこそが彼女の“才能”なのだ

内田春菊はいつも誰かに怒っている。だが、怒りこそが彼女の“才能”なのだ

結婚・離婚歴3回、父親違いの子どもが4人、元夫の現パートナーと事実婚で同居中。    そんな波乱万丈な子育てエッセイ『私たちは繁殖している』で知られる内田春菊ですが、本作は『繁殖』のほぼ続編といっていいでしょう。『繁殖』はまだ完結していないし、登場人物の名前が違うなど、こまかい違いはありますが、内容は誰がどう見ても地続きです!(キッパリ) 『Bitch』の主題となっているのは「セックス」「家族」「パートナーとの関係性」。    前半は、「大人/夫婦(正確に…

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編み物、縫い物、お菓子作り。内田春菊のハンドメイド魂が炸裂した手作り入門マンガ

編み物、縫い物、お菓子作り。内田春菊のハンドメイド魂が炸裂した手作り入門マンガ

三十路に入る少し手前あたりから、「ミシンが欲しい!」という発作に襲われるようになりました。    別に小さな子どもが家にいるわけじゃなし、何かを縫ったり作ったりする必要性はまったくないんです、が、「なんか作りたい!」欲が時折ムラムラ湧き上がってくること、皆さんはありませんか? 10代の頃に読んでいた『プチセブン』(後継誌『PS』の休刊が決まりましたね…)の「バレンタインに女子にもらって迷惑なもの」ランキング記事では、手編みのマフラーが毎年不動の一位でし…

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家族・結婚・夫婦・親子・戸籍の常識が非常識に見えてくる?!

家族・結婚・夫婦・親子・戸籍の常識が非常識に見えてくる?!

93年に「ファザーファッカー」が出版されたときは、素直にたまげた。読んだら不快になりそうな予感がしたので読まなかったが、著者がこの本でどうしても訴えたいことがあるのだろうということは感じたので、以来、内田春菊ってどんな人なんだろう、という好奇心がどこかにあった。で、電子書籍で手軽に作品を検索して読めるようになったので、かつての好奇心を手軽に満たそうと思ったわけです。 タイトルの「あなたも奔放な女と呼ばれよう」は、奔放な女のレッテルを貼られている内田春菊が自…

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