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木嶋佳苗

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タレント・その他
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きじま・かなえ

「木嶋佳苗」のおすすめ記事・レビュー

セックス自慢、過激なポルノ私小説、獄中結婚…男を狂わす“木嶋佳苗”の正体とは?

セックス自慢、過激なポルノ私小説、獄中結婚…男を狂わす“木嶋佳苗”の正体とは?

 11月4日(金)21時から、殺人事件に関与したとされる女性の人生にスポットをあてたドキュメンタリー番組『追跡!平成オンナの大事件』(フジテレビ系列)が放送される。取り上げるのは、(1)首都圏連続不審死事件/木嶋佳苗被告)、(2)鳥取連続不審死事件/上田美由紀被告、(3)大阪2児餓死事件/下村早苗受刑者、(4)大阪東住吉幼児6年遺棄事件/大滝ちぐさ受刑者の4人だ。

 木嶋佳苗に関しては、これまでダ・ヴィンチニュースでも関連書籍を紹介してきた。何よりも衝撃だったのは、世間的な“美人”とはかけ離れた彼女が次々と男性を騙しお金を受け取り、獄中結婚まで果たしてしまうモテっぷりだ。そこまで男性たちを惹きつける彼女の魅力とは何なのか? そもそも木嶋佳苗とは何者なのか? ここで過去のニュースを振り返る。

木嶋佳苗という不可解きわまりない存在の正体を追う

 『毒婦。木嶋佳苗 100日裁判傍聴記』(北原みのり/朝日新聞出版)は、木嶋佳苗事件の100日の公判を追ったルポルタージュだ。本書に書かれていることは、 1.事件のあらまし 2.公判の模様 3.著者が見た木嶋の素顔…

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木嶋佳苗が、男にとっての女神になり得た理由―『黄泉醜女』花房観音インタビュー後編

木嶋佳苗が、男にとっての女神になり得た理由―『黄泉醜女』花房観音インタビュー後編

『黄泉醜女 ヨモツシコメ』(花房観音/扶桑社) 婚活連続殺人事件で死刑判決を受けた春海さくら。世間はその醜い容姿に騒然とし、これまで彼女と関わりがあった女たちは、あらためてさくらとは自分にとって何だったのかを考えさせられる……。『黄泉醜女(ヨモツシコメ)』(扶桑社)は、〈首都圏連続不審死事件〉で4人以上の男性を死に追いやったとされる木嶋佳苗被告に着想を得て書き下ろされた。

前編では木嶋、そして小説中のさくらが引きずりだした、女性の美醜の問題について著者・花房観音さんにお話しいただいた。後編はさらに、木嶋、さくらが女たちから引きずりだしたものについて迫る。

―本作に登場する女性らはみな何かしらの欠損を抱えています。病気で子宮を失った女性、仕事における才能に恵まれない女性。こうした満たされなさが、さくらへの関心に向かっている。現実世界で多くの女性が木嶋に関心を持ったのも、同じような背景があるからでしょうか。

花房観音さん(以下、花)「彼女らがさくらに対して抱いた心情を、自分が木嶋について感じたことと重ねながら読んでくださる女性が多いようです。私はそんな方…

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木嶋佳苗が超越した、女性につきまとう美醜の問題―『黄泉醜女』花房観音インタビュー前編

木嶋佳苗が超越した、女性につきまとう美醜の問題―『黄泉醜女』花房観音インタビュー前編

『黄泉醜女 ヨモツシコメ』(花房観音/扶桑社)

 世間を騒がせる事件が起こったとき、男性の場合はそれが加害者であっても被害者であっても容姿ばかりが話題となることはあまりない。あまりにエキセントリックだったり記号的(見るからにオタクっぽいなど)だったりすると、「いかにもやりそう」などの中傷が飛び交うことはあるが、その美醜だけが事件と切り離され、ひとり歩きすることはほぼない。

 これが女性となると、世間の反応はまったく異なる。被害者が美人なら、当然のごとく消費される。加害者も然り。夫を殺し遺体をバラバラにして遺棄した美貌の妻は愛らしいニックネームをつけられ好奇の目にさらされた。では、その逆のケース、すなわち加害者の女性が美人とはほど遠い場合は……? こう問われると、多くの人が真っ先に〈彼女〉を思い出すだろう。

 花房観音さんの最新作『黄泉醜女 ヨモツシコメ』(扶桑社)も、あの事件にインスパイアされて書かれたものだ。〈彼女〉を彷彿とさせる殺人犯・春海さくらは女たちが見て見ぬふりしていたものを次々とあぶり出していく。美醜への執着、嫉妬、劣等感……。花房さんが事…

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もうひとつの木嶋佳苗事件 なぜ男たちは“彼女”に惹かれたのか?

もうひとつの木嶋佳苗事件 なぜ男たちは“彼女”に惹かれたのか?

『誘蛾灯 鳥取連続不審死事件』(青木理/講談社)

 首都圏連続不審死件の木嶋佳苗と並び称された「鳥取連続不審死事件」上田美由紀被告の控訴審が12月10日、広島高裁松江支部で始まった。

 この事件は09年、当時35歳だった元スナック従業員の美由紀被告が2件の強盗殺人及び詐欺罪などを問われたものだが、美由紀被告の周囲には、事件化された2件以外にも4人もの男性が不審な死を遂げていたことが発覚、連続不審死事件として注目を浴びたのだ。奇しくも同時期、東京周辺でも木嶋佳苗被告周辺の連続不審死事件が発覚、2人の年恰好など共通点が多かったこともあり、類似事件として大きな話題になる。2人がともに一般的に美人とされる容姿ではなかったためか、この2つの事件に対し「美人でもないのに、なぜ何人もの男たちと?」という疑問を抱く人も少なくなかった。

 一審法廷で自らの性遍歴を赤裸々に開陳した佳苗被告に対し、一審で黙秘を貫いた美由紀被告については、鳥取がマスコミが集中する東京から遠いこともあり、その肉声が伝わることはほとんどなかった。そんな鳥取連続不審死事件を丹念に追ったルポが『誘…

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木嶋佳苗被告が獄中で執筆したエロ私小説のスゴい中身

木嶋佳苗被告が獄中で執筆したエロ私小説のスゴい中身

『木嶋佳苗劇場 完全保存版! 練炭毒婦のSEX法廷大全』(神林広恵、高橋ユキ/宝島社)

 「首都圏連続不審死事件」で一審死刑判決が下りた木嶋佳苗被告の控訴審が、10月17日に始まった。昨年の一審初公判以降、法廷でのファッション、モテ自慢、特異なセックス描写、名器発言などで大きな話題を呼んだ木嶋被告だが、控訴審では赤いパジャマにグレーのレギンスというこれまでにないラフな服装で、傍聴席から声にならない衝撃が走った。

 控訴審では弁護人を交代し無罪を強く主張をするなど“反撃”に打って出た木嶋被告だが、法廷外でも狼煙を上げた。それが私小説の執筆だ。その一部内容を報じた『女性自身』10月29日号(光文社)によると、この私小説は木嶋被告の人生で起きたこと全てが描かれているという。少女時代からの男性遍歴、初体験からセックスの喜びを感じ、多くの男性から讃美されたこと。 という自信と自負に溢れたものらしい。

 16歳での初体験の様子を赤裸々に描写するなど、その内容はまさにエロ小説そのもので、大学ノート41冊という大作らしい。出版予定などは未定のようだが、この私小説の全…

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礼讃

礼讃

作家
木嶋佳苗
出版社
KADOKAWA/角川書店
発売日
2015-02-28
ISBN
9784041024331
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