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アンダードッグス (角川文庫)

アンダードッグス (角川文庫)

アンダードッグス (角川文庫)

作家
長浦京
出版社
KADOKAWA
発売日
2023-09-22
ISBN
9784041136720
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アンダードッグス (角川文庫) / 感想・レビュー

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オーウェン

これまでの長浦作品同様、激しいアクションと戦略的な物語。 そしてタイトルにある、負け犬たちの集団の反攻。 返還前の香港の話しであり、英米露中のエージェントたちが絡み合うアクション。 次第に陰謀が明らかになっていく構成。 そして負け犬たちの反逆と、裏切者の存在。 個人的に過去作の中でも1番とっつきやすい物語になっていて、普通にハリウッド辺りで映画化されてもおかしくない出来だ。

2023/12/18

「アンダードッグス」=『負け犬達』 3作目(リリー→マーダーズ)ですが、段々「説明感」がなくなって読みやすくなってる。 何が好きって、主人公(達)がみんな臆病で卑怯な人間だって事。そして「負け犬」だからって「優秀ではない」って事じゃないのよね。 負け犬のどこまでも意地汚い「やり方」が好き。

2024/04/04

シキモリ

中国返還前の香港を舞台に、元官僚の主人公が機密情報を奪取する作戦に巻き込まれていくエンタメコンゲーム小説。情報量は膨大だが、スピード感があってスリリングな作風。直木賞候補にも選ばれるだけの力作ではあるが、あまりに展開が早過ぎて物語の奥行きがなく、続々参戦する登場人物たちのキャラクター造詣も浅い。ダークホースという設定だけではおよそ看過出来ない古葉の超次元的有能さも説得力を欠く。その結果、現在と過去を交互に語る手法も劇的に機能しているとは言い難い。実際の所、上下巻合計千頁超のボリュームが必要な作品なのでは?

2023/10/09

ま~くん

農林水産省の元官僚が米、露、中、英の諜報機関のエージェント達と壮絶な撃ち合い、殺し合いを延々と続ける。荒唐無稽な話だが、自分を追い詰めた闇をその世界ではド素人の男が周りの助けを借りながらことごとく切り抜けていく。誰を信じていいのか分からない。そんな中、世界を震撼させる機密を奪い取るという依頼をどう遂行していくのか。味方と思われる人物は全員アンダードッグス=負け犬ばかり。相関図がないと確実に迷子になりそうなストーリーに必死に食らいついていった。ゴルゴ13が登場しても全然おかしくない、そんなストーリーです。

2024/02/22

ドットジェピー

面白かったです

2024/01/11

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