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噛みきれない想い

噛みきれない想い

噛みきれない想い

作家
鷲田清一
出版社
角川学芸出版
発売日
2009-07-10
ISBN
9784046214690
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噛みきれない想い / 感想・レビュー

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さっちも

歳とともに、あまり考えなくなる。自分の中の規範やルールが固まっていくから、物事の判断がシンプルに悩まずできるようになってしまう。それは人としての硬直に他ならない。だからか、哲学の本でも読んでみようと手にとったのだと思う。著者のみずみずしい思考の足跡を辿ると、パターンや慣性で済ませてしまっている毎日をひどく後悔する。読みやすい文章ながら、自問をせずにいられないキツイ読書だった。特に面白かったのは、茶の湯のワビサビ、芸術の表象論、岸辺一徳、うなぎを捌いた日について書かれた文章。

2019/10/10

NOBU

哲学エッセイ。 日々を過ごしながら幾多の事を思うが、当然全ての事柄が上手く噛みきれる訳ではない。噛みきれない思いに歯がゆさを感じることも多い。 印象的だった言葉は「足らざるに足るを感じる」。 日頃「足るを知る」という事を大切にしたいと思っていたのだが、目から鱗の思いだ。 鷲田氏の関西弁(京都弁)への拘りに頷く。

2011/04/05

nrk_baby

軽いタッチで書かれているのに自分でちゃんと考えるように導いてくれる本。鷲田清一さんのエッセイは本当にいい... 装幀も良かったのでたまたまですが文庫版ではなくこっちを買ってよかったと思いました。

2014/08/24

まあおば

鷲田さんの多種多様な日々の思索の数々が、語られている。哲学者ならずとも、みんなそれぞれの想いをを抱いて生きているのだろう。本を読む楽しさも、ものを考える楽しさに似ているのではないか。「成熟ということは齢とは関係がないと、今にして悟る」という最後の一文は心に残る。

2016/03/23

mackey

「評価されるのはアクティブなこと、つまり何をしたかという行動実績ばかり。あえて何もしないでひたすら待つという受動的なふるまいに着目されることは、およそない。」どれだけ耳を傾けたか、どれだけ辛抱強く待ったかという受け身の行動の重要性を説いてる点に、非常に共感しました。

2012/06/01

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