KADOKAWA Group

Facebook Twitter LINE はてブ Instagram Pinterest

天国大魔境(8) (アフタヌーンKC)

天国大魔境(8) (アフタヌーンKC)

天国大魔境(8) (アフタヌーンKC)

作家
石黒正数
出版社
講談社
発売日
2022-11-22
ISBN
9784065295892
amazonで購入する Kindle版を購入する

「天国大魔境(8) (アフタヌーンKC)」のおすすめレビュー

謎解きと鮮やかな伏線回収が気持ちいい! アニメ化で話題の近未来SF冒険譚『天国大魔境』

『天国大魔境』(石黒正数/講談社)

 荒廃した近未来の日本を、少年・マルと“おねえちゃん”ことキルコのふたりが旅するアドベンチャーコミック『天国大魔境』(石黒正数/講談社)が今アツい。

 2018年から連載が開始し、2019年には「このマンガがすごい!」のオトコ編第1位を獲得。すでにある程度の知名度があったのだが、この2023年春にTVアニメ化され、一気に話題になっている。アニメの話数を重ねるにつれて、原作未読の人々は引き込まれていき、原作ファンは映像と演出において驚いているのである。

 かく言う私は原作未読であったが、アニメの2話を見た時点で我慢ができず、単行本を揃えてしまった。そうさせる魅力がこの作品にはある。

 廃墟のビルが残る世界を、バディ(相棒)の男女が旅する物語。一見、王道な冒険譚ではあるが作品の構造は複雑で、作中には多くの謎や伏線がちりばめられている。ただ本作の魅力は謎解きだけではない。他にもストーリー展開、世界観、設定、そして生き生きとしたキャラクターたち、これらすべてが読者をぐっとひきつける。

 なお、できる限り謎解きにならないよう紹介…

2023/6/10

全文を読む

おすすめレビューをもっと見る

天国大魔境(8) (アフタヌーンKC) / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

JACK

○ 特殊能力を持つ子供たちを育ててきた学校「高原学園」の崩壊と、文明が崩壊して怪物がはびこる「魔境」の冒険、2つの世界を並行して描いてきたこの作品。少し謎が解けても、まだまだ分からない事だらけ。8巻はスローなテンポで進みましたが、次の巻でまた謎が解けるのでしょうね。

2022/11/27

イチイ

崩壊後の日本で「天国」を目指して旅する男女と、謎の未来施設で暮らす奇妙な子どもたち。ふたつの世界の謎を描く長編SF漫画。刊行ペースが遅めなので、話をすっかり忘れていたがやっと最初から全部読み返した。いよいよふたつの世界の関係が明らかになってきて、そろそろ核心にも触れていくかという状況。面白いのだがもどかしくて仕方ない。しかしつながりが見えてきたことで、物語の射程距離がどこまでのものかもわかってきた気がする。思ったよりも短いような気もしなくもない感触だった。

2023/01/25

はな

やっと2つの物語が交わった!

2023/05/04

はとる

村にあった江戸時代からあるらしい鬼のミイラは何かヒルコと関係があるのか。小惑星のあめのぬぼこや地震やキルコたちと学園の子達の世界が繋がり始めた。

2023/11/14

なつみかん

おぉ〜!物語が動き始めたね。別々に語られていたキルコとマルの世界と、あの学園のつながりが・・・次へ。

2023/06/29

感想・レビューをもっと見る