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不審者 (集英社文庫)

不審者 (集英社文庫)

不審者 (集英社文庫)

作家
伊岡瞬
出版社
集英社
発売日
2021-09-17
ISBN
9784087442922
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不審者 (集英社文庫) / 感想・レビュー

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イアン

★★★★★★★☆☆☆静かな狂気がおぞましい伊岡瞬の長編サスペンス。フリーの校閲者・里佳子の家に、突然夫の実兄を名乗る男が現れる。その直後から里佳子の周辺で不可解な出来事が次々と起こり始め…。20年以上音信不通だった義兄の他にも、義母やママ友など性格の歪んだ人物ばかり。その歪みの原因こそがミステリの核となるが、熟練者なら序章を読んだ段階である事実に気付くかもしれない。校閲者の仕事は興味深かったが、自分がこの作品の校閲者なら、P309は「〝護岸されており〟ではなく〝護岸があり〟の方が良いのでは?」と書きます。

2021/10/18

えみ

視点を変えただけで、それまで見えていた世界がこうも反転するとは思わなかった。ざらついた不快感。は否定できない不審と使命の副産物。暗い淵の底で闇を覗き、流れ込んできた闇に満たされた感情はもはや抗うこともできない狂気の沙汰。に気付いたのは違和感と疑惑の推考の果て。不審者は何故現れて、何をしようとしているのか。まさかまさかと思っているうちに、あっと言う間にまさかが現実になっていた。平穏な暮らしにある日突然の来訪者。夫の兄だと名乗るその人が来てから里佳子の生活は一転する。悪魔来訪。悪酔い必須の酩酊感が味わえる。

2021/09/18

三代目けんこと

まだ3冊目だが、この作者に外れなし。

2021/10/14

おいしゃん

ここまで主人公の描写が秀逸だと、本当にミステリーとして楽しめた。 主人公は「リトル」と揶揄されるほど神経質かつ小心者で、時に狂気すら感じるが、錯誤が許されない校閲者の仕事ぶりを見ていると、つい無意識に主人公の言動にリードされてしまう。それがミスリードなのか否かを読み解くのも、本書のお楽しみのひとつだろう。

2021/10/05

ぴ〜る

なんだかとても重苦しい読感…。色んな事に驚かされるストーリーだけれど知れば知るほど悲しくなる。そして秀嗣の鈍感さと事なかれ主義にイライラさせられた。結果的に伊岡瞬さすがだなって思う。

2021/09/26

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