光の箱 (フラワーコミックス)
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「光の箱 (フラワーコミックス)」のおすすめレビュー
27連勤中の女性が疲れ果てて立ち寄ったコンビニの秘密とは…? 明かりに引き寄せられる人々のオムニバスドラマ
『光の箱』(衿沢世衣子/小学館)
コンビニには、どこか停滞した雰囲気が漂っている、と私は思う。そんなことを言ったら怒られるだろうか。でも、毎日目新しいものが並ぶわけでもないし(最近は野菜や肉まで買えるようになったが)、魚屋や八百屋のように積極的に声をかけてくる店員もいない。そこにあるのは、常に「日常で必要なもの」であり、それを欲する人たちをただ受け入れるだけの存在だ。
そういう、コンビニの静かで時間が止まったような空間が、衿沢世衣子氏の『光の箱』(小学館)によって摩訶不思議な世界へと軽やかに変貌する。
まずこの作品に登場するコンビニエンスストアは、普通のコンビニエンスストアではない。生と死の狭間にあるコンビニで、外は常に真っ暗。訪れる客は、人ではない常連と、生と死の狭間をさまよっている人々だ。店で働く店員も、店長とタヒニという男の2人は人ではなく(そこの説明は詳しくはされない)、コクラという青年は自転車のハンドルミスで死にかけたあと、生と死の狭間の世界で働き続ける半分人間という存在だ。
物語は、各話で登場するそれぞれの客が来店した背景から紡がれる…
2020/8/30
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光の箱 (フラワーコミックス) / 感想・レビュー
アマニョッキ
衿沢世衣子さんの何が好きかって、説明がないところがすごく好き。自分の目につくちょっと変なことって誰も説明してくれないもんね。当たり前に変。なとこがほんとうに好き。信頼しかないや。
2021/07/07
K1
村井理子さんの「本を読んだら散歩に行こう」で紹介されていた漫画です。デジタルでの試し読みからそのまま一気読みになりました。ヤミネコかわいい←ちょっと違う。
2022/11/12
あこさん
あの世とこの世のはざまにあるコンビニの話。面白かった、深夜ドラマに合いそうな話。
2021/03/02
ぽへぽへ
Kindle。生と死の間にあるコンビニ。働いているのは魔や死にかけたところで店長にスカウトされた人間たち。
2024/01/26
がっちゃん
このマンガはすごい。
2020/12/29
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