小説 映画 空母いぶき (小学館文庫 お 25-28)
小説 映画 空母いぶき (小学館文庫 お 25-28) / 感想・レビュー
to boy
地元の映画館では放映予定が無くて残念でしたが、小説化されたので購入。戦闘シーンは良くできていて面白かった。けど、自衛隊物っていつももどかしさを感じてしまう。専守防衛で先制攻撃できないどころか攻撃されても総理大臣がなかなか決断できなくていつも受け身になってしまう。自衛隊員が殺されているのに敵を一人殺しただけで悩む上官って平和ボケは自衛隊員にも及んでいるのか。戦闘と戦争の違いはなるほどなあと思った。面白い話ですがラストは拍子抜け。もう少し何とかならなかったのか。
2019/06/12
シナモン
購入本。映画「空母いぶき」のノベライズ本。原作のコミックは読んでません。東亜連邦からいきなり攻撃され対応を迫られる日本政府と実際の現場にいる隊員の緊迫感ある一日を描いている。平和を願う令和の時代の始まりにこれを読んだというのがちょっとショックだった。決して現実になってほしくないと願う。映画化(西島秀俊さん出演で観ようと思った)されなければ、読むことのない分野だったので戦争、平和の有り難さについて考える機会になったのは良かった。
2019/05/20
来未
国防ってなんだろう?と考えさせられる作品。初島付近で不審な漁船群を発見した海上保安庁のくろしま。日本の領海すれすれを行き来する不審船への通告の最中、発砲されるところから物語は始まり、戦争にもなりかねない戦闘が幕を開ける。空母いぶきを始めとする護衛艦や潜水艦はどんどん戦渦に巻き込まれる。 本作は戦闘シーンはさることながら、どこにでもあるコンビニも一つの舞台となる。海上では戦闘、地上ではいつもの暮らしが流れており、緊張感のコントラストは、日常は当たり前ではないということに改めて気づかされた。
2023/01/08
やな
映画を観た帰りに、購入、当たり前やけど、映画とほぼ同じ内容やった。
2019/06/01
エヌ氏の部屋でノックの音が・・・
2019年 5月 7日 初版。。。架空の連合国が日本の島を占領した。コンビニ(恐らく日常平和の象徴)と政治家(たぶん危機管理センター)と海上自衛隊(重装備だが実践経験がない)をリンクさせ、島嶼奪還作戦や、機動部隊の運用、空母不要論などいろいろな角度で面白かったが、如何せん映画ノベライズということで、端折りが多く残念。原作を読んでみようかと思案中。
2019/05/21
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