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プロジェクト・インソムニア (新潮文庫 ゆ 16-2)

プロジェクト・インソムニア (新潮文庫 ゆ 16-2)

プロジェクト・インソムニア (新潮文庫 ゆ 16-2)

作家
結城真一郎
出版社
新潮社
発売日
2023-01-30
ISBN
9784101032627
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プロジェクト・インソムニア (新潮文庫 ゆ 16-2) / 感想・レビュー

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タイ子

同じ夢を共有できるって面白い。睡眠障害の男・蝶野がある研究の為、脳にチップを入れられ被験者となる。夢に出て来る8人の男女たち。彼らもそれぞれに理由があって被験者となっている。夢の中で繰り広げられるもう一つの世界。夢の中では絶対に死なないと聞いていたのに次々に殺されていく仲間たち。現実と夢とミステリが融合、明かされる真相にこれまたビックリ。面白い作品には違いないのだが、いかんせん私の読書感覚と作品内容が嚙み合わず皆様の絶賛の満足感までには至らず残念。読み手を選びそうな作品。

2023/02/24

yukaring

「夢の中で死ぬと現実でも死ぬ」という都市伝説。殺人鬼の影が夢と現実を交差するサスペンスフルな特殊設定ミステリ。夢の中をユートピアにする『プロジェクト・インソムニア』。この極秘実験の被験者たちは脳にチップを埋め込み90日間夢を共有する。始めは夢の世界≪ユメトピア≫を堪能していた彼らだが夢の中で殺人が起こる。騒然とする彼らを嘲笑うように1人また1人と殺される被験者たち。ユートピアは悪夢へと姿を変えていく・・。張り巡らされた伏線とちりばめられた魅力的な謎。すべてがパズルのように組み合わさっていく様は見事だった。

2023/03/04

うまる

デビュー作同様、謎呼ぶ展開で、こんな技術があったら良いなと楽しく読みました。ただ解説にあるような本格の特殊設定ミステリではないです。何でもクリエイト可能だから穴がある気がするし。無敵のワンコに対して、何でも倒せる武器みたいなホコタテ問題とかね。あと、主人公が「」で話してない部分、心理描写に対して相手が返事してる事があって、それが真相のヒントに違いないと思ったのに、何の意味もなかった。ちょっとビックリ。それと、夢の中の人物が、自分が知らない物の名前を言った事が、虚構じゃない証明になるのではと思いました。

2023/04/24

さち@毎日に感謝♪

「#真相をお話しします」が面白かったので長編を読んでみました。夢の中の事件が現実となり、犯人は誰なのかハラハラしながら読んでました。帯に超絶どんでん返しとありましたが、ちょっと違うかな…と思いました。

2023/04/01

mayu

気になってた初読み作家さん。夢に関する研究機関ソニウム社の極秘プロジェクト「プロジェクト・インソムニア」年齢、性別さまざまに異なる人間が集められ寝ている間、同じ世界ユメトピアで時間を共有する。夢の中が舞台のミステリー。特殊な設定と夢を上手く使った展開はスピード感があり一気読み。夢と現実がわからなくなる不安感、夢の中だからこそ叶えられる願望。有り得ない設定の中にもリアルさがある。犯人も少し読める展開だけど、伏線回収も上手くまとめられていて面白かった。

2023/02/17

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