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風と共に去りぬ 第5巻 (新潮文庫)

風と共に去りぬ 第5巻 (新潮文庫)

風と共に去りぬ 第5巻 (新潮文庫)

作家
マーガレット・ミッチェル
Margaret Mitchell
鴻巣友季子
出版社
新潮社
発売日
2015-06-26
ISBN
9784102091104
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風と共に去りぬ 第5巻 (新潮文庫) / 感想・レビュー

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びすこ

周囲を振り回すスカーレットが、レットの愛をもすり切らせてしまい…という展開で完結。何とも彼女らしい■「とりあえず、なんでもあした、考えればいいのよ。あしたは、今日とは別の日だから」。失恋にも、敗戦とひもじさにも、ついに彼女は屈しなかった。振り返らない、現実しか見ない――。あっぱれとしか言いようがない■幸福と秩序は去ったのに誰もが過去に縛られ、それは旧社会を嘲笑うレットも例外ではなかった■結局、時代と対峙していたのはスカーレットとメアリー、2人の女性だけ。世界中の読者を励ましたであろう、毅然とした姿だった。

2018/05/20

優希

最終巻です。美しさと賢さを兼ね備えながら、どこまでも唯我独尊なスカーレット。愚かかもしれないと思うことも多々ありましたが、最後まで魅力的なヒロインでした。レッド・バトラーとの事故的関係変化は辛かったですが、最後には希望を見せてくれるのが良かったです。長い物語でしたが、どこまでも失うことのない何かがあった気がします。

2019/01/07

巨峰

全5巻を、特に後半は一気読みのように読んでしまった。南北戦争前後のアメリカ南部の混乱をいきぬいた女性たちの象徴として、スカーレットとメラニーという二人のヒロイン。光と影、正と邪のヒロイン。しかしどちらが光でどちらが影だったのが読了後も迷ってしまう。正反対に見える二人だけど、人としての毅さは同じだと思った。風と共に生き、風と共に去っていった彼女たちの姿をこの現代でも生き生きと思い描くことができるのは、マーガレット・ミッチェルと素晴らしい新訳のおかげ。読んでよかったです!!

2015/12/24

たか

主人公スカーレット・オハラと彼女を取り巻く人々の半生を、全5巻に渡り壮大に描いた作品。 タイトルは、南北戦争という『風』と共に、当時絶頂にあったアメリカ南部白人たちの貴族文化社会が消え『去った』ことを意味するらしい。 一貫して感じたのは、男性よりも女性の強さ。特に『男性的な強さ』の要素を持つスカーレットと『女性的な強さ』の要素を持つメラニーが対照的に描かれているのが印象に残った。B評価

2018/11/10

キムチ27

私に取って、5巻はそれまでの4冊分くらい重く感じた。そして巻末で訳者が述べている言葉も興味深く読ませてもらい、改めてこの作品の重み、哲学的背景、当時のアメリカが持つ歴史的意味のどす黒さを感じ取れた。訳者が述べるようにヒロインは「オモナミの実のように」スカーレットにくっついているメラニーなのではなかったかと感じた。アシュㇼ、レット、スカーレットが畏敬の念すら抱かされる彼女の狂気的闇!そして感銘したのは間接的話法。そういや、アシュㇼ、レットの呟きはスカーレットの内面を通してのそれ。う~ん、分析が深まる。

2015/11/19

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