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みんなで読む源氏物語 (ハヤカワ新書)

みんなで読む源氏物語 (ハヤカワ新書)

みんなで読む源氏物語 (ハヤカワ新書)

作家
渡辺 祐真
川村裕子
ニシダ(ラランド)
俵万智
安田 登
三宅香帆
宮田愛萌
鴻巣友季子
円城塔
毬矢まりえ
森山恵
全卓樹
小川公代
近藤 泰弘
山本貴光
角田光代
出版社
早川書房
発売日
2023-12-19
ISBN
9784153400184
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みんなで読む源氏物語 (ハヤカワ新書) / 感想・レビュー

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みんく

秀逸なタイトル!ほんと、みーんなで『源氏』を読んでるかんじになる。いやさ、まだ自分は読んでないんだけれどー。赤鼻のプリンセス末摘花は、割とみんなに愛されてるのね。読者にも光源氏にも。和歌も下手なんだ 笑。その下手くそな歌を楽しんで作る紫式部。ふふふ、想像するとおもしろい。「不調和ゆえに美しさを増すものに愛情を抱く」たまたま今朝見た柄本明さんの『最後の講義』という番組。うまくできない、完璧になんてムリ。だから不安に思う、悩んで考える。考えたってわかんない。雪に翻弄された一週間、はやく春の山辺で休みたいですね

2024/02/10

Mzo

源氏物語、一度は読んでおくべきか、でもハードル高いよな…と思いつつ幾星霜。今年は大河の主人公は紫式部だし、読むならチャンスか、とか漠然と思っていたところに、良い新書を発見。なるほど、もっと気楽に手にとってみればよいのですね。いろんな読み方があることがよく分かりました。訳本もいろいろあるけど、まずは角田光代版を借りてみようかな。

2024/01/15

hassy★

高校で「桐壺」「葵」「若紫」「末摘花」「須磨」「明石」を2年かけて習ったけど、こんなに面白い考察をしてもらった記憶はない。天皇は全然最高権力者じゃないって可哀想に思った記憶はある。 墨色で綴られた物語は、読めばものすごく彩り豊かで情趣に溢れていることが様々な人によって書かれている。俵万智と安田登の対談や、外国文学からのアプローチ、戻し訳から見えてくる新たな発見、最近の言語学のアプローチなど、かなり多種多様で面白かった。角田光代さんの源氏物語読んでみたくなった。

2024/03/13

はる坊

源氏物語を色んな人があらゆる角度から光を照らし考察・対談した本。 源氏物語、読みたくなってきた。 特に翻訳を更に翻訳した、『源氏物語 A•ウェイリー版』を読みたい。

2024/02/18

S.U.

今年は源氏物語を読む!と決めて、角田光代さん訳を読み始めました(文庫版の2巻目、明石まで読了)。最初は光源氏のやりたい放題ぶりにドン引きしていましたが、だんだん面白くなってきたところなので、もっと楽しめるきっかけがあればと思いこの本を手に取りました。現時点で先の話を知らない身としてはネタバレになってしまう部分があったりして、それは知りたくなかったと思ったりもしましたが、全体的には源氏物語を読み進める上で役立つ情報が多かったと思います。英訳版のウェイリー訳を日本語に戻し訳したシリーズ、是非読んでみたいです。

2024/04/14

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