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小林秀雄全作品 別巻 1 感想 上

小林秀雄全作品 別巻 1 感想 上

小林秀雄全作品 別巻 1 感想 上

作家
小林秀雄
出版社
新潮社
発売日
2005-02-01
ISBN
9784106435690
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小林秀雄全作品 別巻 1 感想 上 / 感想・レビュー

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yoyogi kazuo

未完に終わり小林が出版を禁じたといういわくつきの論文だが中身は骨太で濃厚。冒頭のおっかさんの話がやけに浮いているが好き。

2024/03/03

さえもん

まだ別巻2を読んでいないが、ここまでの感想は、『本居宣長』と同じ感じ。ベルクソンの言わんとすることを何とか自身の経験に即して伝えようと闘っている著者の姿が目に浮かぶ。小林秀雄は、『感想』を失敗作として、その発刊を禁止したらしいが、人間の本質に関わる問題については、起承転結という具合にきれいに論理的にまとめられるものではないし、この堂々巡りのような著作は、人間の本質をついていると思われる著作の「感想」としては成功をおさめていると言えると思う。別巻2とあわせて何度も味わいたい作品である。

2019/12/26

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