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浅田次郎と歩く中山道 - 『一路』の舞台をたずねて (中公文庫 あ 59-6)

浅田次郎と歩く中山道 - 『一路』の舞台をたずねて (中公文庫 あ 59-6)

浅田次郎と歩く中山道 - 『一路』の舞台をたずねて (中公文庫 あ 59-6)

作家
浅田次郎
出版社
中央公論新社
発売日
2015-07-23
ISBN
9784122061385
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ジャンル

浅田次郎と歩く中山道 - 『一路』の舞台をたずねて (中公文庫 あ 59-6) / 感想・レビュー

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KAZOO

小説「一路」から生み出された中山道案内記です。浅田次郎さんのエッセイや対談がふんだんに収められています。職場の先輩たちがこの本とは関係なく中山道を歩いたという話を聞いたりしていたもので、この本の案内記を読んでさらに自分も挑戦したくなりました。まだあと5年くらいはかかりそうですが。うすい本ですが写真などもカラフルで楽しめます。

2016/10/08

しいたけ

一路がたどった道中のガイドがあり、是非行って少しずつでも歩いてみたくなる。中山道の宿場町の2カ所に住んだことがあったり曽祖父母の家があったと、繋がりがあって尚更興味深かった。「一路」で時折出てくる馬の会話・回想シーンは何故?との質問への浅田次郎さんの答え、「馬視線って新鮮かなと思いまして」には笑った。馬視線でも泣かせる山場を作れるなんて。一方で、自身の書いた物を一日に一行でも読み今の自分が退行していないか確認するという、武士さながらの覚悟を背負ってものを書いていることに、またまた尊敬の念を抱く。

2015/08/20

優希

『一路』の舞台である中山道をたどっていました。副読本と言っても良いかもしれません。『一路』をまた読みたくなりました。

2023/04/07

onasu

往時の宿場に思いを馳せたいなら、やはり木曽路の奈良井、そして妻籠、馬籠宿か。  「一路」を思い出しつつ読むなら、加賀のお姫様と一瞬の出会いのあった松井田や遅延の知らせを江戸まで遠足(トオアシ)で届けてくれた安中にも足を向けたくなる。  「一路」が辿った文久元年暮れとは、その秋に和宮降嫁が史上最大規模(各宿場で人足14,000人!)で通った後。その後、参勤交替は廃れ、宿場も大口客を失って賑わいを逸っしていく。  写真や地図を眺めるだけでも充分楽しめる。終盤12頁、頁下に行列が描かれているなんて遊びもいい。

2015/09/19

ドナルド@灯れ松明の火

一路を読んで、振り返りの為に手に取った。一路とリンクしてかつ中山道の素晴らしさを紹介してくれる本。渡邊さんや獅童との対談もなかなか内容が濃く満足。旅行系ムック本よりも、本当に行きたくなる名所説明が良かった。 お薦め

2016/06/01

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