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おれたちの歌をうたえ

おれたちの歌をうたえ

おれたちの歌をうたえ

作家
呉勝浩
出版社
文藝春秋
発売日
2021-02-10
ISBN
9784163913278
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第165回芥川賞は石沢麻依『貝に続く場所にて』、李琴峰『彼岸花が咲く島』、直木賞は佐藤究『テスカトリポカ』、澤田瞳子『星落ちて、なお』に決定!

 第165回芥川賞・直木賞(日本文学振興会主催)が発表された。選考会は7月14日(水)、都内で開催され、「芥川龍之介賞」は石沢麻依『貝に続く場所にて』、李琴峰『彼岸花が咲く島』に、「直木三十五賞」は佐藤究『テスカトリポカ』、澤田瞳子『星落ちて、なお』に決定した。

【第165回芥川賞受賞作品】

『貝に続く場所にて』(石沢麻依/講談社)

『貝に続く場所にて』(石沢麻依/講談社)

【あらすじ】 コロナ禍が影を落とす異国の街に、9年前の光景が重なり合う。静謐な祈りをこめて描く鎮魂の物語。 ドイツの学術都市に暮らす私の元に、震災で行方不明になったはずの友人が現れる。人を隔てる距離と時間を言葉で埋めてゆく、現実と記憶の肖像画。

【プロフィール】 石沢麻依(いしざわ・まい)●1980年、宮城県生まれ。東北大学大学院文学研究科修士課程修了。現在、ドイツ在住。2021年、「貝に続く場所にて」で第64回群像新人文学賞を受賞。

『彼岸花が咲く島』(李琴峰/文藝春秋)

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【あらすじ】 記憶を失くした少女が流れ着いたのは、ノロが統治し、男女が違う…

2021/7/14

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昭和・平成を振り返って未来を見る――呉勝浩の新たな代表作が登場!『おれたちの歌をうたえ』《インタビュー》

呉 勝浩 ご・かつひろ●1981年、青森県生まれ。大阪芸術大学卒。2015年に『道徳の時間』で第61回江戸川乱歩賞を獲得し作家デビューを果たす。受賞歴に『白い衝動』で第20回大藪春彦賞、『スワン』で第41回吉川英治文学新人賞及び第73回日本推理作家協会賞長編および連作短篇集部門。ミステリー界の次代を担う作家として期待される存在である。

   吉川英治文学新人賞・日本推理作家協会賞を獲得した『スワン』に続く呉勝浩の最新作『おれたちの歌をうたえ』は、過去に遡る事件小説であり、謎解き小説の要素もあり、さらに教養小説としての側面も備わった、実に贅沢な娯楽大作だ。 「自作では過去最長です。その分量をどこまでエンターテインメントにできるかが勝負どころでした」  執筆のきっかけは、好きな作品と公言していた藤原伊織『テロリストのパラソル』への挑戦を編集者に提案されたことだという。1960年代の学生運動でドロップアウトした男が事件に関わることで自分の人生を取り戻していくという藤原作品の構造は、本作にも大きな影響を与えている。呉はここにスティーヴン・キング『…

2021/3/12

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おれたちの歌をうたえ / 感想・レビュー

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starbro

呉 勝浩は、ほとんどの作品を読んでいる作家です。 本書は、純文学ノワール・大河ミステリでした。『スワン』が良かったので、期待して読みましたが、600頁使ってこれだけかよという感じです。 https://books.bunshun.jp/ud/book/num/9784163913278

2021/03/11

ウッディ

学生運動の犯人逮捕に協力し、かつて「栄光の五人組」と言われた幼馴染の一人が殺され、彼が残した5行詩の暗号を解くため、40年前の過去と向き合うことになった元刑事の河辺。時を経ても変わらない思いとそれぞれが抱えていた後悔と食い違いが交錯しながらも、真実が明らかになっていく。ハードボイルドなタッチで描かれた600頁近い大作、同じ時間を共有し、忘れられない経験を共有し、心に抱え続けた仲間たちの想いが、ノスタルジックに心に響いた。ミステリーとして、消化不良な気もしたが、読み応えのある一冊だった。

2022/03/07

パトラッシュ

「地獄への道は善意で舗装されている」という。栄光の五人組は無論、竹内一家やチェ一家も誰ひとり悪意を持っていなかった。誰もが善意や未来を信じて行動したのが思いがけない惨事を招き、生き残った関係者は「取り返しのつかない真実」を抱えて生きねばならなくなった。当然、誰もが鬱屈に苦しみ、底辺をさまようか死に急ぐなどろくな人生を送れなかったが、どれほど苦しくても河辺は昔の仲間の死に金の匂いを嗅ぎつけた連中を払いのけて「心の命じるままに」真実を突き止めた。誇りを守り通した人生を美しいと認識したラストは本当に美しかった。

2021/03/05

美紀ちゃん

第165回直木賞候補作。金塊を探す話!と期待しながら読んだが長かった。主人公の河辺さんの要点のまとまった話し方が知的だと思っていたら、なるほど元刑事。過去の殺人事件と、暗号を通したその謎解き。キョージュの日記、レコード、5人組に絡まる謎が解けていくあたりが、ドキドキした。おれたちの歌の意味深さを実感。検索してロックを色々聞いた。それも楽しかった。バカボンの歌、ヒア・カムズ・ザ・サン、ズンドコ節等も。ゴダイゴはわかるけどイエロー・センター・ラインは聞いたことがなかった。ドラマになりそう。

2021/08/12

のぶ

週刊誌の書評で好意的な評価を受けていたので読んでみた。600ページにも及ぶ力作だが、自分には合わなかったようだ。元刑事の河辺のもとに、電話がかかってきた最初は良かった。この先は「栄光の五人組」という人物たちを中心に、長野を舞台にして、40年に渡る長いミステリー仕立てにしたかったのだろうが、物語を貫く柱がはっきりしないので、読んでいて話に入り込めない。重ねて文章が散漫で話題の脈略がはっきりしなかった。辛口になりましたが、これは読み手の問題だと思うので、他の方のレビューも読ませてもらおうと思います。

2021/03/30

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