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一刀斎夢録 上 (文春文庫 あ 39-12)

一刀斎夢録 上 (文春文庫 あ 39-12)

一刀斎夢録 上 (文春文庫 あ 39-12)

作家
浅田次郎
出版社
文藝春秋
発売日
2013-09-03
ISBN
9784167646110
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一刀斎夢録 上 (文春文庫 あ 39-12) / 感想・レビュー

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yoshida

明治帝が崩御し始まる大正の御代。陸軍近衛師団の梶原中尉は明治帝の葬儀後、特別休暇を賜る。梶原中尉は、警視庁の友人である榊警部から藤田五郎という翁の話を聞く。その正体は新選組助勤三番隊長の斎藤一だった。梶原中尉は斎藤宅を訪れ、在りし日の新選組の話を聞く。そして新選組の栄枯盛衰に引き込まれ、斎藤宅を訪れ続ける。「壬生義士伝」のシリーズでもあり、吉村貫一郎も登場。何より斎藤一が魅力的。龍馬暗殺の真相。そして、この作品でも近藤勇は哀しい。尉官クラスの生活振りも分かり読み応えのある作品。これからの展開が楽しみです。

2017/06/02

ehirano1

これは回想録にした時点で著者の勝という感じがしました。こうでもしないと一刀斎については語れないと思います。上巻だけで既に一刀斎は猛毒です。

2021/11/22

むーちゃん

浅田次郎 新撰組三部作 3作目 やっと読みはじめ上巻読了。 独特の語りで進んでいく。下巻で感想書きます。

2017/08/27

Die-Go

斉藤一が語る幕末明治西南戦争。浅田次郎による新撰組三部作の締めを語るだけあって、気合いの入り方は半端ではない。 しかし、無口で通ってた斉藤さんがよくしゃべること(笑)。歳のせいか酒のせいか。 下巻へ期待。★★★★☆

2015/03/06

酔拳

明治から大正へと時代が変わった頃が時代背景になっている。近衛師団の梶原が警察の剣道場で、普通はしないような剣道の指導をしているお爺さんを目撃した事から、物語は始まる。そのお爺さんが、斎藤一でそこから、梶原が斎藤の家を訪れ、夜な夜な話を聞くのだが… 斎藤の事、そして、新選組の隊士の事など、詳しく語られ、斎藤一や新選組、幕末の事が詳しくわかった。初めの方に、坂本竜馬暗殺の事が語られるが、一刀斎の語る事が事実なら衝撃だ。(いまのところ、歴史的史実は明らかではないけれど。)下巻へ

2022/02/02

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