伊藤くん A to E
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岡田将生演じる“モンスター級の痛男”初解禁! 映画「伊藤くん A to E」スポット映像に注目集まる
柚木麻子の小説を映画化した「伊藤くん A to E」のTVスポット第2弾が解禁。岡田将生演じる“痛男”伊藤くんの姿が初公開され、「こんな男のどこがいい、って顔が良いよ伊藤くん!」「胡散臭くてクズっぽい岡田将生大好物です」と注目を集めている。
(C)「伊藤くん A to E」製作委員会
同作は、アラサーの売れない脚本家・矢崎莉桜が男に振り回される4人の女たちと出会うところから始まる。4人は莉桜の恋愛相談企画の参加者として現れた無関係の他人だが、彼女たちが悩まされている男の名前はみんな“伊藤”だった。しかも4人の口から語られる伊藤は、容姿端麗で頭はいいが自意識過剰で無神経と性格まで一致していることに気付き、莉桜は伊藤が何者なのかを探り始める。
原作ではAからEまでの女性のエピソードが1章ずつ語られるオムニバス形式なのだが、映画では莉桜を主人公とし、莉桜がAからDまでの4人の恋愛相談をネタに脚本を書くというアレンジが施された。莉桜は岡田とW主演となる木村文乃が演じ、Aの女性を佐々木希、Bの女性を志田未来、Cの女性を池田エライザ、Dの女性を夏帆が演…
2017/9/18
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伊藤くん A to E / 感想・レビュー
ウッディ
実家が金持ちでイケメンだけど、自意識過剰でめんどくさい伊藤くん。そんな彼の周りの5人の女の子の視点からの物語。女性から好かれるのに、男の友達はおらず、人望もない。傷つく事を怖れて、何も決めようとしない、そんなダメダメで痛い奴の伊藤くんを取り巻く女性達も結構、ドロドロでした。自分を好きになり、ぐいぐい押されると引いてしまい、好きになった女性からはそっぽ向かれる伊藤くんは、かわいそうだけど、自業自得。自分の近くに伊藤くんみたいな男がいると、かなり鬱陶しい。軽い内容かと思いきや、ドヨーンとした読後感でした。
2018/07/22
ダイ@2019.11.2~一時休止
伊藤くんをめぐる5人の女の連作短編集。帯にあるようにこんな男のどこがいいのかが全然理解できない。
2014/11/20
風眠
様々な女の視点から見た「伊藤くん」。彼はありとあらゆる形で「クズ」を体現している男だ。伊藤に雑に扱われる都合のいい女・A、伊藤からストーカーされる塾のバイト・B、伊藤の童貞を奪ったデパ地下ケーキ屋副店長・C、処女は重いと伊藤にフられ、誰でもいいから済ませようと必死な大学職員・D、そして伊藤が通う勉強会を主宰する、売れない脚本家・E。嫌だとか何とか言いながらも伊藤に執着するのは、彼の中に自分が見えるから、本当の自分を認めるのが怖いから。何だか痛いところ突かれちゃったなー、って思わず我が身を振り返る連作小説。
2014/02/10
hiro
柚木作品5冊目。少しずつ重なっている5編の連作短編集。直木賞候補になったということで、いつも以上に期待して読み出した。しかし、残念ながら、伊藤くんがつかみどころがなく、また、まったく違う個性に設定された各短編のヒロイン、A島原智美、B野瀬修子、C相田聡子、D神保実希が、読み終えてみると、みな似たような4人に思えた。最後の売れなくなった33歳の脚本家、E矢崎莉桜のぐたぐた感は、耳掃除動画を観ている途中のように、嫌なものを観ているようだったが、そのまま終わらず最後に少し変化がみえ、5編の中で一番印象に残った。
2014/06/09
ナイスネイチャ
図書館本。柚木さん2作目「ランチのアッコちゃん」を想像していたが、まったく違った。最低の男伊藤くんに纏わる5人の女性の短編集。伊藤くんはクズで最低だが、出てくる女性も難ありと感じました。A、Bまではまともかなと思ったが、進むごとにすごくなりEになるとほぼホラー気味。まあ最後は前向きだったのでよかったかな。
2014/07/08
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