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ダイナー (ポプラ文庫)

ダイナー (ポプラ文庫)

ダイナー (ポプラ文庫)

作家
平山夢明
出版社
ポプラ社
発売日
2012-10-05
ISBN
9784591131176
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「ダイナー (ポプラ文庫)」のおすすめレビュー

生死は殺し屋たちの気分次第!? 映像化不可能だったヤバイ小説『ダイナー』で味わえる未体験ゾーン!

『ダイナー』(平山夢明/ポプラ社)

 この夏、映像化不可能といわれた問題作が映画化される。平山夢明のノワール長編『ダイナー』(ポプラ文庫)だ。なにせこの物語、「大藪春彦賞」と「日本冒険小説協会大賞」をダブル受賞した一級のエンターテインメント作品なのだが、とにかく登場するのは異様な殺し屋たちばかり、残酷でフェティッシュな殺しの場面が連続し、舞台が日本なのかも怪しくなってくるような過剰さが大きな魅力でもあるからだ。

 ほんの出来心から携帯闇サイトで募集していた運転手バイトに手を出しただけなのに、運悪くすぐに闇組織に捕まり凄惨な拷問を受けることになったオオバカナコは、生き埋めにされる寸前で必死に取りすがり、会員制の定食屋(ダイナー)の使い捨てウェイトレスとして売られることで生きながらえる。ボンベロという謎の天才料理人が取り仕切るその店「キャンティーン」は、プロの殺し屋たちが束の間の憩いを求めて集う食堂であり、客のご機嫌次第でウェイトレスの命など簡単に消されてしまうという地獄のような世界だった。突然落ちてしまった血まみれの奈落の底で、身体も精神もボロボロの…

2019/6/16

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玉城ティナのウェイトレス姿に「超かわいい!」 藤原竜也主演映画『Diner ダイナー』の最新予告映像に歓喜の声

 藤原竜也主演映画『Diner ダイナー』の最新予告動画が公開された。これまで謎に包まれていたヒロイン・オオバカナコ役が玉城ティナであることも明かされ、「ティナちゃんのウェイトレス姿超かわいい!」と話題になっている。

 蜷川実花が監督を手がける同作は、平山夢明の小説を原作とした作品。藤原演じる元殺し屋の天才シェフ・ボンベロが店主を務める会員制ダイナーを舞台とした物語だ。ダイナーではボンベロに買われた女・オオバカナコがウェイトレスとして働いているのだが、今回公開された予告編ではカナコ役が玉城だと判明。玉城は水色のウェイトレス衣装を身に纏い、危険なダイナーとボンベロに翻弄されていく。

 ダイナーに訪れる客は、人殺しを生きがいとする危険な人間ばかり。映画には窪田正孝、本郷奏多、斎藤工、小栗旬、土屋アンナ、真矢ミキなど計10人の豪華俳優陣が殺し屋役で出演する。予告編では彼らのビジュアルも解禁となり、それぞれインパクトの強い姿で登場。「傷だらけの窪田君が美しすぎない!?」「小栗旬の妖艶な感じが最高にハマってた」「戸惑うティナちゃんがクレイジーさを引き立ててる…

2019/5/6

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 特報では藤原演じるボンベロが、「俺はぁぁ~、ここのぉ~、“王”だ!」と歌うように発するセリフからスタート。さらに、「ここは会員制の店・ダイナー。客は全員が人殺し。皿の置き方1つで消されることもある」と衝撃的な言葉を続ける。作中に登場する蜷川が手掛けたダイナーは色彩豊かだが、とても不気味な雰囲気が漂う。

 否が応でも期待が高まる特報映像に、視聴者からは「赤色のこだわり方がハンパなく…

2019/3/10

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ダイナー (ポプラ文庫) / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

absinthe

殺し屋しか来ない会員制のダイナー。ミスったら死刑かもしれない緊張状態に置かれ続ける普通の女の子。凄い。飴村のグロ小説と徹底したハードボイルドサスペンスにも冒険小説にも見える。楽しめる稀有な本。冒険小説にジャンル分けされているがホラーとしても読めるかも。出てくるのは死んでも友達になりたくない奴らばかりなのに、どこかホロっとさせてくれる。主人公置いてきぼりのエピソードも少なくないが最後まで我を通す主人公に好感。話が終わってしまうのが惜しい作品。読了後、バーガーショップに駆け込む人が続出する本。

2016/11/13

hit4papa

殺し屋専用のダイナー「キャンティーン」で繰り広げられる、奇妙奇天烈な物語です。胃袋がなってしまう素敵な料理と酒。胃袋から酸っぱいものが上がってくる暴力。美と醜が渾然一体となった悪党どもの宴がもようされます。ワケありの殺し屋たちのキレキレぶりが楽しいですね。「キャンティーン」の扉が開たびに、異形異才の殺し屋たちがどーんと現れます。まるでマカロニウエスタンのような手に汗握る展開がたまりません。

2016/08/14

ehirano1

「・・・知らなかった。聞いてなかった。思いも寄らなかった。みんな同じことだが、奴らは自分が無知という罪を犯したことを理解していない。無知だからこそ、奴らは地獄の蓋を開けた。・・・・・そんな単純で絶対的な真理を無視して生きてきたんだ、おまえたちは(P316)」には考えさせられました。

2016/01/11

Kazuko Ohta

グロくて耐えがたいのに、何なのこの面白さ。やばい話に巻き込まれたカナコが殺されかけて咄嗟に叫ぶ、「私、役に立ちます。料理上手です」。人殺しが集う会員制の店に売り飛ばされる。店内には血肉クソまで飛び交います。思考を極力停止して読んでいるのに、想像を巡らせてしまったときの私の顔は、眉間にシワ寄り、酸っぱすぎる梅干しを食べたときのバアちゃんみたいに(泣)。なのに途中でやめられない、途轍もなく面白い。犬まで含めてキャラ濃厚。著者の他作品も読みたい。だけど、そのたびに私の顔はすっぱいおばあちゃんになるのでしょうか。

2017/10/16

nobby

読友さん達ほぼ絶賛の一冊。なるほど、ストレートでタランティーノな小説、ぶっ飛んでる!聞くに違わぬそのグロさは凄まじく自分は結局最後まで抵抗拭えず…普段ミステリーばかり読むのでそのアクション描写に結構戸惑ったり…それでも何か気になり読んでしまう不思議な魅力(笑)まずはバーガー食べたくて半端ない!とりあえず“究極の六倍”をオーダー♪これは映像の方が似合うと思うが見たいかと言われると悩む…

2015/11/28

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