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奥羽怪談 鬼多國ノ怪 (竹書房怪談文庫 HO 557)

奥羽怪談 鬼多國ノ怪 (竹書房怪談文庫 HO 557)

奥羽怪談 鬼多國ノ怪 (竹書房怪談文庫 HO 557)

作家
黒木あるじ
小田イ輔
葛西俊和
鷲羽 大介
大谷雪菜
卯ちり
菊池 菊千代
高田 公太
月の砂漠
鶴乃 大助
出版社
竹書房
発売日
2022-05-30
ISBN
9784801931152
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奥羽怪談 鬼多國ノ怪 (竹書房怪談文庫 HO 557) / 感想・レビュー

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HANA

実話怪談集。東北を舞台のご当地怪談シリーズ最新作。今回も玉石混交なんだけど、上手い事その土地と怪異が絡み合った良い作品も多い。まあ舞台だけを東北に採った普遍的な怪談も多いんだけど。特に青森、岩手に土地と絡み合った怪談が多いような印象を受ける。青森はどちらかというと土地というより一族の因縁かな。「古釘」や「神鎮」はその最たるものだし。あと心に残るのはあの震災を違った一面から眺める鎮魂の賦「絆」。モノがモノだけに滑稽感もあるが、それ以上に喪失感が残る。何度か行った遠野舞台の作品もあるし、また訪ねたいなあ。

2022/06/11

ネムコ

格調高い実話怪談。作者が粒選りで、お話を通じて人の想いと営みが透けてみえて、しっとりと楽しい。【日本の夏は、やっぱり怪談 参加中】

2022/07/17

てつJapan

作家によって面白い/面白くないの落差が激しいです。黒木あるじさんの語る東北の怪談は安定の面白さでした。菊池菊千代さんの話が面白かったので、今後追いたいと思います。

2022/05/28

澤水月

「隠し沢」の概念を浅学にして未知だったので、マタギの習慣や考え方と共に興味深く読んだ。黒木あるじに小田イ輔ら山形勢、面白いなああああああ。げばげば。また単著も読みたいな

2022/06/07

海星梨

KU。この五月末の新作。前のよりは面白かった。東北弁が風情ある。あえていえば、それぞれの県の章の最後に、昔の文献からとったのがあるけど、これ、章の最初のがよくない? 昔こういうことがあって……そして今も……って感じる構成になるじゃん。なんで最後に持ってきてるんだろ? 実録怪談じゃないから面白さの度合いが常マイナスなんだから、構成として活かすしかないじゃん???

2022/06/02

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