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中学生の教科書-今ここにいるということ

中学生の教科書-今ここにいるということ

中学生の教科書-今ここにいるということ

作家
佐藤亜紀
秋山仁
板倉 聖宣
大澤真幸
林 敏之
大林宣彦
荻野 アンナ
出版社
四谷ラウンド
発売日
2001-11-01
ISBN
9784946515668
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中学生の教科書-今ここにいるということ / 感想・レビュー

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わ!

この「中学生の教科書」、副題テーマだけ変えた連作になっていて…第1巻が「死を想え」1999年出版。第2巻が「美への渇き」2000年出版。そして第3巻が「今ここにいるということ」と題された、本書2001年出版の本なのである。だいたい1つの巻に1つ以上、目からウロコのとんでもない内容が掲げられているのだが…この本の中では、社会の授業がす~ごく面白かった。社会を記しているのは、社会学者の大澤真幸さん。テーマは「〈自由な社会〉における「責任」」テーマだけでも面白そうなのだが、空前絶後に、めっっっちゃくちゃ面白い。

2011/05/09

Orange Submarine

学校の教科書に一部が載っており、この本自体は、現代文の先生に貸してもらって読みました。 時間がなかったので、大澤真幸のところだけ読んだのですが… 今まで、「責任」や「赦し」について、あたりまえにこんなもんだと思っていたことが、こんなふうに解釈するのかと思いました。 また、9・11の事件に対するアメリカの考えを、うまく批判的に書いた作品だとも思います。 教科書は一部しか載っていないので理解しにくいところがありましたが、中学生向きなので、とても読みやすいです。

プリシラ

面白かった。小説家である佐藤亜紀が言葉に何ができるか判るためには小説なんか読んでる場合じゃないよ。と言い切るところで笑ってしまった。書いてあること全部に同意できるわけではないけど、もっともと思う箇所もあり。秋山仁の数学もさすが興味深かった。おすすめの本を買いたい。

2012/01/16

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