絶望しても「孤独」ではないと思える心温まる名言集。NHK〈ラジオ深夜便〉の人気コーナー、書籍化第2弾『絶望名言2』
どうしようもなく辛い状況に陥った時、「それはしんどかったね…」と、ただただ共感してくれる人の言葉に救われたことはないだろうか? 絶望的な事態を、無理に前向きに捉えて勇気づけるわけではなく、相手の心の痛みに思いを寄せ、共に悲しむ。そうされると…
どうしようもなく辛い状況に陥った時、「それはしんどかったね…」と、ただただ共感してくれる人の言葉に救われたことはないだろうか? 絶望的な事態を、無理に前向きに捉えて勇気づけるわけではなく、相手の心の痛みに思いを寄せ、共に悲しむ。そうされると…
読み始めはおもしろかったのに、最後がつまらなかった――そんな本やマンガに出会ったことはないだろうか? 人をワクワクさせておいて最後にガッカリさせるとは、罪なヤツ…。どうせなら、良い意味で期待を裏切り、記憶に残るエンディングが見たい! 誰もがそう…
『時間ですよ』や『阿修羅のごとく』など、後世にも大きな影響を与えたホームドラマを多く手掛けた脚本家の向田邦子。昭和を代表する彼女の全盛期を知る人々は、向田邦子氏に対してどのようなイメージを抱いているのだろうか。 「思い入れがある作品、という…
エネルギッシュに仕事に励み、おしゃれでグルメ、スポーツ万能。両親が結婚しろと言うのもはねつけて、青山に買ったマンションで、愛する猫たちと暮らす──そんな女性がいると言えば、「かっこいい人だね。友達?」という声が聞こえてきそうだ。しかしこの人…
テレビ朝日の『アメトーーク!』が今でも大変な人気番組となっていますが、あの番組の面白さは出演している芸人さんのテーマに対する「本当に好きなんだな」という気持ちが伝わってくるところにあると思います。そしてもしあの番組で「向田邦子芸人」の回を…
昭和53年にTBSのドラマとして放送されたこの作品。電子書籍で登場したのは2012年のこと。まずは、こうした古い作品の電子書籍化に拍手を送りたいです。向田邦子の熱烈なファンでないかぎり、この1冊を探して本屋を歩き回るということもしないだろうし、どこ…
向田邦子のエッセイを読むと、メゲる、かなり。巧すぎちゃって。文章を書いて口に糊している輩なら、いくらかは同じことを感じるのではないか。 ただし嫌みではない。ここが沢木耕太郎と違うところ。だから辟易せずにすむ。感情移入できる。やんなっちゃいな…