大泉洋・柴咲コウ・有村架純・目黒蓮(SnowMan)が共演! 映画『月の満ち欠け』の胸キュンポイントを原作小説から見る
『月の満ち欠け』(佐藤正午/岩波書店)
※この記事は作品のネタバレ・内容を含みます。ご注意の上お読みください。 大泉洋さんが主演、有村架純さん、目黒蓮さん(SnowMan)、柴咲コウさんが共演することで話題を集める映画『月の満ち欠け』が12月に公開されます。特に目黒蓮さんは10月からNHKの朝の連続テレビ小説『舞いあがれ!』とフジテレビ系ドラマ『silent』が放送スタート、来年にも映画が公開予定と、今まさに注目が集まりつつある存在。目黒さん演じる三角哲彦と有村さん演じる正木瑠璃の許されざる恋、そしてその後の顛末に注目している方も多いのではないでしょうか。そんな映画の原作であり、直木賞受賞作でもある佐藤正午さんの同名の原作小説『月の満ち欠け』(佐藤正午/岩波書店)の見どころとキュンとしてしまうポイントを紹介していきます。
初めての恋人へ向ける、純粋な愛 時系列順に考えると、本作の始まりは大学生・三角哲彦の純粋な恋心。大学進学を機に上京してきた三角は、アルバイト先のビデオ店で偶然正木瑠璃と出会います。出会った瞬間から瑠璃のことが気になる三角ですが、…