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「村山由佳」のレビュー・書評

勝利とかれんが帰ってきた! 最終巻の裏側と、ふたりのその後を描いた「おいしいコーヒーのいれ方」アナザーストーリーに胸が熱くなる

勝利とかれんが帰ってきた! 最終巻の裏側と、ふたりのその後を描いた「おいしいコーヒーのいれ方」アナザーストーリーに胸が熱くなる

勝利とかれんに、また会える――! このニュースだけでも「おいしいコーヒーのいれ方」シリーズ(村山由佳/集英社文庫)、通称「おいコー」ファンは大いに沸き立ったことだろう。なにしろ「おいコー」と言えば、主人公・和泉勝利とヒロイン・花村かれんの恋を2…

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村山由佳が描く、大人のための恋愛小説『はつ恋』の文庫版が発売に。「幸せなため息がこぼれます」と大好評!

村山由佳が描く、大人のための恋愛小説『はつ恋』の文庫版が発売に。「幸せなため息がこぼれます」と大好評!

『はつ恋』(村山由佳/ポプラ社) 大人のための恋愛小説として人気を博した村山由佳氏の『はつ恋』(ポプラ社)。2021年11月5日(金)に同作の文庫版が発売され、再び大きな注目を集めているようだ。 南房総の海沿いの町で、古い日本家屋に愛猫と暮らす小説…

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3人の夫を持ち7人を出産、壮絶な最期…明治期を駆け抜けた伊藤野枝の情熱的な生涯とは?《吉川英治文学賞受賞》

3人の夫を持ち7人を出産、壮絶な最期…明治期を駆け抜けた伊藤野枝の情熱的な生涯とは?《吉川英治文学賞受賞》

愛という炎に燃料を与え続けるもの、それは、尊敬の念ではないだろうか。同じ方角を目指す仲間としての尊敬の思いが絶えずあれば、その愛は消えることはない。同志とも、友人ともいえる関係こそが、愛を燃やし続けるために必要なものではないか。 村山由佳氏…

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つらい時、今いる場所から離れるのは“逃げ”じゃない。大自然の中で自分を取り戻す、村山由佳の感動作!

つらい時、今いる場所から離れるのは“逃げ”じゃない。大自然の中で自分を取り戻す、村山由佳の感動作!

いじめを受けた時、心が疲れてしまった時、今いる場所から立ち去ってもいい。自分らしくのびのび生きるために、その場を離れるのはけっして“逃げ”ではない──。こうした考えは、ひと昔前に比べるとずいぶん浸透しつつある。『雪のなまえ』(村山由佳/徳間書店…

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「婚外恋愛」がテーマ! 諦めに満ちた夫婦とあるひとりの男を描く話題作が文庫化

「婚外恋愛」がテーマ! 諦めに満ちた夫婦とあるひとりの男を描く話題作が文庫化

本日発売の「文庫本」の内容をいち早く紹介! サイズが小さいので移動などの持ち運びにも便利で、値段も手ごろに入手できるのが文庫本の魅力。読み逃していた“人気作品”を楽しむことができる、貴重なチャンスをお見逃しなく。 《以下のレビューは単行本刊行…

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完結まで26年! 年上従姉とのじれったい恋は、苦難と試練の果てにどこに着地するのか

完結まで26年! 年上従姉とのじれったい恋は、苦難と試練の果てにどこに着地するのか

26年に及ぶ長い旅が、ついに終着点にたどりついた。 1994年に第1作が刊行された「おいしいコーヒーのいれ方」は、「First Season」と「Second Season」あわせて19冊にのぼる人気シリーズ。累計発行部数は545万部を突破し、コミカライズされて「少年ジャンプ…

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妻の行動のすべてを知っていた夫がとった行動とは? 『ダブル・ファンタジー』村山由佳が描く、衝撃のラスト

妻の行動のすべてを知っていた夫がとった行動とは? 『ダブル・ファンタジー』村山由佳が描く、衝撃のラスト

漆黒の表紙に咲き誇る大輪の薔薇――その濃厚な芳香に包まれるかのような村山由佳さんの美しく危険な恋愛小説『La Vie en Rose ラヴィアンローズ』(集英社)。薔薇の花が美しさの中に危険な「棘」を隠し持つように、村山さんの小説もただ甘やかなだけではない…

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諦めに満ちた夫婦関係から救い出してくれたのは、ひとりの男の存在だった――。「婚外恋愛」がテーマ、村山由佳最新作の鮮烈なメッセージ

諦めに満ちた夫婦関係から救い出してくれたのは、ひとりの男の存在だった――。「婚外恋愛」がテーマ、村山由佳最新作の鮮烈なメッセージ

諦め、怒り、哀しみ。ページをめくるたびに、またひとつ、またひとつとあらゆる感情の波が押し寄せては、その熱量に圧倒された。恋愛小説の名手である村山由佳さんの新刊『燃える波』(中央公論新社)を読んでいる最中のことである。 本作は、「婚外恋愛」を…

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