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「こうの史代」のレビュー・書評

『この世界の(さらにいくつもの)片隅に』が公開! こうの史代と片渕須直監督が語りつくした4年間の想いとは?

『この世界の(さらにいくつもの)片隅に』が公開! こうの史代と片渕須直監督が語りつくした4年間の想いとは?

2016年11月12日に公開された映画『この世界の片隅に』。当時はまだ珍しかったクラウドファンディングの活用や、初公開から1日も途切れることのない1000日を超える異例のロングラン、そしてインドネシア、イギリス、スペイン、台湾、アメリカ、フランスなど海…

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映像を見たあとだからこそ味わえる! 『この世界の片隅に』「海苔を干すシーン」に見る“マンガ的表現”

映像を見たあとだからこそ味わえる! 『この世界の片隅に』「海苔を干すシーン」に見る“マンガ的表現”

人はどんなときでも食べて働いて眠り、生きていく。そんな日々の中で誰かを好きになり、愛おしく感じる。たとえそれが「戦争」という非常時だったとしても―― ドイツ・ポーランド不可侵条約が締結された昭和9(1934)年1月から(条約は1939年に破棄されてドイ…

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「元気に生きていこう!」たくさん花からもらう明日へのエネルギー

「元気に生きていこう!」たくさん花からもらう明日へのエネルギー

戦争と原爆をテーマに強烈なメッセージを読者に訴えかけ、映画化もされたコミック『夕凪の街 桜の国』の作者・こうの史代のデビュー作。花と、クスっと誘う笑いと、ホワっとした温かみに溢れた情緒的な1冊です。 舞台は小さな花屋。おとなしくてなかなか天然…

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日常の美しさが被爆の残酷さを際立たせる傑作コミック

日常の美しさが被爆の残酷さを際立たせる傑作コミック

「黒い雨」という映画があった。井伏鱒二の原作を今村昇平が映像化した作品で、広島の原爆投下と、被爆した人たちのその後を扱ったモノクロのフィルムだ。主演は田中好子。 原爆投下の灯の、凄惨な風景が衝撃的で、地に斃れた無数の死者たちと焼けただれ救い…

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悲惨さだけが残る「戦争もの」ではない。戦時中に生きた人々の息づかいを感じてほしい

悲惨さだけが残る「戦争もの」ではない。戦時中に生きた人々の息づかいを感じてほしい

映画化もされた著者の代表作『夕凪の街 桜の国』は原爆投下後の広島市を描いたものですが、この作品は戦時中の広島県呉市が舞台。主人公の浦野すずが呉市の北條周作の家に嫁ぎ、嫁としてその家族とともに暮らす日々を描いた物語です。 第13回(2009年)文化…

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ダメ夫とほんわか妻がおくる、暖かいけどかなり不思議な結婚生活

ダメ夫とほんわか妻がおくる、暖かいけどかなり不思議な結婚生活

浮気はするし甲斐性はないし、夫としては最低最悪の荘介。でもその荘介のそばにはいつも献身的に支える妻の道がいる。 一見すると、最低な夫を支える妻、という素敵な一組の夫婦に見えるが、実はそうではない。なぜなら妻の道には、本当に愛している人がいる…

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