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「堂場瞬一」のレビュー・書評

「お父さんが出所しました…」犯罪加害者家族が見つけた“真の家族”とは?

「お父さんが出所しました…」犯罪加害者家族が見つけた“真の家族”とは?

“本当の家族”とは、一体なんなのだろう。家族間の殺人にスポットを当てた『砂の家』(堂場瞬一/KADOKAWA)は、そんな問いを心に投げかけてくれる本格派ミステリー小説だ。 物語の主人公は大手外食企業「AZフーズ」で働く、浅野健人。健人は20年前、実の父親…

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会社の上司に「隠蔽工作」を指示されたらどうする?

会社の上司に「隠蔽工作」を指示されたらどうする?

2017年の流行語大賞に選ばれた「忖度」。本来の意味は「他人の気持ちをおしはかること」(広辞苑)だが、きっかけになったモリカケ問題といい、特に「上司の意向をおしはかる」的なニュアンスが強めの印象。実際、忖度という言葉に「仕事あるある」感を覚え…

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作家・堂場瞬一が“男のこだわり”をハードボイルドかつチャーミングに描く『オトコの一理』

作家・堂場瞬一が“男のこだわり”をハードボイルドかつチャーミングに描く『オトコの一理』

警察小説とスポーツ小説を中心に社会派ミステリー、ピカレスクロマン、クライムサスペンスなど、多彩なジャンルの作品を意欲的に発表し続けている作家・堂場瞬一。『オトコの一理』は、そんな堂場瞬一が“モノ”“趣味”“ファッション”に対するこだわりを描いた…

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現代社会における“新聞”の役割と使命は!? 大メディアの存在意義を問う!

現代社会における“新聞”の役割と使命は!?  大メディアの存在意義を問う!

4月30日よりWOWOWで全5回にわたって放映された連続ドラマ『社長室の冬、巨大新聞社を獲る男』。原作になっているのは、堂場瞬一の「メディア三部作」シリーズ(集英社)の完結編だ。このシリーズはマスメディアの代表格である“新聞社”の体質と現代における変…

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甲子園決勝再試合、対照的な2校の感動的な試合。高校野球小説の決定版!

甲子園決勝再試合、対照的な2校の感動的な試合。高校野球小説の決定版!

甲子園ではセンバツも佳境。その熱気が冷めないうちにお読みいただきたいのが本書『大延長』だ。こちらは夏の甲子園が舞台だが、高校野球のおもしろさ、醍醐味、興奮がみっちり詰まっている。高校野球が好きなら読み逃しちゃいけない1冊である。 舞台は甲子…

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