大手企業に就職しても女性はお茶汲みとコピー取り。ジェーン・スーが敬愛する13人の女性たちは組織のなかでどう生き抜いたか
ジェーン・スー氏の『闘いの庭 咲く女 彼女がそこにいる理由』(文藝春秋)は、スー氏が敬愛する13名の女性へのインタビュー集。登場するのは、エッセイスト、美容ジャーナリスト、俳優、タレント、脚本家、漫画家など。いずれも現在進行形で大車輪の活躍を…
ジェーン・スー氏の『闘いの庭 咲く女 彼女がそこにいる理由』(文藝春秋)は、スー氏が敬愛する13名の女性へのインタビュー集。登場するのは、エッセイスト、美容ジャーナリスト、俳優、タレント、脚本家、漫画家など。いずれも現在進行形で大車輪の活躍を…
ラジオ・パーソナリティーとしても活躍するジェーン・スー氏の『おつかれ、今日の私。』(マガジンハウス)は、「自分を慈しむセルフケア・エッセイ」というふれこみ通りの本である。恋愛や仕事や人間関係などで頑張りすぎて疲弊し、途方に暮れている人たち…
年齢や性別なんか関係ない、というのが理想だし、属性で人を分類することも、自分を縛ることもしたくない。とはいっても、歳を重ねることによる変化はどうしたってあるし、そういうときにすがりたくなるのは同じ性別で同世代か少し年上の人の体験談。ジェー…
『新しい出会いなんて期待できないんだから、誰かの恋観てリハビリするしかない愛と教養のラブコメ映画講座』(ジェーン・スー,高橋芳朗/ポプラ社) ジェーン・スーさんと高橋芳朗さんの新刊/の書評をするにあたって、先に一言だけ申し上げたい。本書は決し…
作詞家、コラムニスト、ラジオ・パーソナリティーとして活躍するジェーン・スー。彼女は、ラジオでリスナーの悩みごとに切れ味の鋭い助言、進言を述べてきたツワモノ……いや切れ者。人生の酸いも甘いもつまみ食いしてきたという彼女の新刊が『女のお悩み動物…
バブルが終わりかけのころ、「私がオバさんになっても」と「加齢」への複雑な思いを森高千里は華麗なミニスカート姿で歌った。そして50歳になった昨年、再びTVでこの曲を歌ってみせた。もちろんミニスカートで堂々と。その姿は「オバさん」という言葉の持つ…
「女は得だ」という人がいる。「男のように仕事しなくてもいいからラク」とか「やたらレディースデーで優遇されるから」とか「おごってもらえるから」とか理由は色々だが、それって本当に「得」なんだろうか。だって「男よりラク」なのは期待されていないこ…
『私がオバさんになったよ』(幻冬舎)は、『小説幻冬』(2016年11月号~2018年8月号)での連載「もういちど話したかった」に加筆・修正したものだ。 本書はジェーン・スーさんと8人の論客との対談を収録。その8人とは、光浦靖子、山内マリコ、中野信子、田…