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「姫野カオルコ」のレビュー・書評

和食コース料理の順番に物申す!? 作家・姫野カオルコ独特の視点で叩き斬る痛快食エッセイ

和食コース料理の順番に物申す!?  作家・姫野カオルコ独特の視点で叩き斬る痛快食エッセイ

『何が「いただく」ぢゃ!』(姫野カオルコ/プレジデント社)  巷には食にまつわるエッセイが数多く存在していて、私は食エッセイを見つけるとついつい手に取ってしまう。どうして食べ物の話にこうも惹かれてしまうのだろうと不思議に思うが、きっと「食べること=生きること」という人間の本能が関係しているのではないかと勝手に思っている。そんな数ある食エッセイの中でも、ひときわ異彩を放っていたのが『何が「いただく」ぢゃ!』(姫野カオルコ/プレジデント社)だ。本書は、常…

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ブス扱いする母親、突然怒鳴ってくる父親――いちばん恐ろしい場所は「我が家」だった『謎の毒親』

ブス扱いする母親、突然怒鳴ってくる父親――いちばん恐ろしい場所は「我が家」だった『謎の毒親』

『謎の毒親』(姫野カオルコ/新潮社)  親というのは、良い親であろうが、悪い親であろうが、生きていようが死んでいようが、子供にとって乗り越えなければならない永遠の課題だ。どんなに自由に生きようとしても、人は親の存在に振り回され続けなければならない。近年では、「毒親」という言葉をよく聞くようになった。親と接する中で当たり前として培われてきた常識に対して、大人になってから感じる違和感。虐待はされていなくとも、周囲から良い親だと思われていたとしても、子供を蝕んでい…

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なぜ「被害者」の女子大生が非難されたのか。東大生による強制わいせつ事件をテーマにした「非さわやか100%青春小説」

なぜ「被害者」の女子大生が非難されたのか。東大生による強制わいせつ事件をテーマにした「非さわやか100%青春小説」

『彼女は頭が悪いから』(姫野カオルコ/文藝春秋) 「楽しい気持ちになりたい」「ほっこりとした、温かいものを感じたい」。そういった動機で日頃小説を手に取る人には、まずお勧めできない。帯にもあるとおり『彼女は頭が悪いから』(姫野カオルコ/文藝春秋)は、2016年に起きた東大生5人による強制わいせつ事件をテーマにした「非さわやか100%青春小説」だからだ。  おもな登場人物は横浜生まれ横浜育ちの神立美咲と、渋谷区広尾に住む竹内つばさ。2学年離れている2人はニ…

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隣の家の中を覗きたい女が解き明かす家の歴史とは【芥川賞受賞作】

隣の家の中を覗きたい女が解き明かす家の歴史とは【芥川賞受賞作】

 昔住んでいた部屋に今は別の人が暮らしているなんて想像できない気がしていたが、ベランダに干された知らない誰かの洗濯物を見たとき、ああ、別に何も寂しがる必要なんてないのだと思った。家は住人とともにあらゆる形に成長していく生き物なのだろう。住む人が変われば家も生まれ変わる。もしかしたら、家を知ることは住人を知ることなのかもしれない。そんな家がひしめく街を歩けば、ワクワクさせられるかもしれない。  柴崎友香著『春の庭』は第151回芥川賞を受賞した話題作だ。ある家の…

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「幸せそうに見られたい」人にはおすすめできません

「幸せそうに見られたい」人にはおすすめできません

 以前、ある女性誌のポスターにのけぞったことがあります。そこにはこう書かれておりました「幸せそうに見えるファッション」。うわー! “幸せそうに”“見えれば”それでいいんだ…。このコピーには、自分が本当に幸せかどうかは二の次、という、背中が寒くなるような価値観が透けて見えます。この「どう見えるか病」の人は存外に多く、本当は欲しくもない服を買ったり、食べたくもないものを並んで食べたり、買ったものや食べたものをせっせとSNSで報告していたりする。読者のみなさんもご覧になった…

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美容の悩みは吹っ飛ぶ?! 痩せたいと願う女性にお勧めのエッセイ集

美容の悩みは吹っ飛ぶ?! 痩せたいと願う女性にお勧めのエッセイ集

体重計の値に一喜一憂し、太ってもいないのに、痩せたいと願ってしまうのが女性というもの。「もっと食べたい」、でも「太りたくない」と常日頃考え、ダイエット特集が掲載された雑誌をついつい手にとってしまうのは、高校生のころから全く変わらないというアラフォー女子の私がダウンロードしてみましたのが、『すべての女は痩せすぎである』という1冊です。 本書は、「痩せる必要のない人まで痩せようとしているのはなぜ?」、「痩せていると美人なんだろうか?」、「良い見かけってどういうの?」…

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