野宮真貴「時代を経ても、自分たちが作った音楽を自信を持って届けられるって本当に幸せなこと」
毎月3人の旬な有名人ゲストがこだわりのある一冊を選んで紹介する、ダ・ヴィンチ本誌の巻頭人気連載『あの人と本の話』。今回登場してくれたのは、ピチカート・ファイヴのベストアルバムをリリースする野宮真貴さん。大好きなファッションのこと、90年代に音楽シーンをにぎわせた“渋谷系”のこと、そしてピチカート・ファイヴのこだわりについてたっぷりとお話をうかがいました。
野宮真貴のみや・まき●北海道生まれ。1990年、ピチカート・ファイヴに3代目ボーカルとして加入。2001年の解散後はソロ活動を行っておりビューティーのプロデュース、エッセイストとしても活躍中。11月26日(火)から「野宮真貴、ピチカート・ファイヴを歌う。」を大阪、名古屋、東京で開催。11月には『おしゃれはほどほどでいい』(幻冬舎)が刊行予定。 ヘアメイク:冨沢ノボル
現在、音楽活動をしながら、ファッションやヘルス&ビューティーのプロデュースも手がける野宮真貴さん。ファッションに興味を持ったのは母親の影響が強いと話す。
「母がとてもオシャレな人で。洋裁もしていたので、私と妹はいつも母が作って…