LiSAが自身の音楽を取り戻した、大切なライブの記憶――LiSA『unlasting shadow』インタビュー
2021年にデビュー10周年を迎えたLiSAは、ミニアルバム『LADYBUG』のリリースに始まり、『テレビアニメ「鬼滅の刃」無限列車編』の主題歌『明け星 / 白銀』を含む3ヶ月連続シングルリリースや年末の日本武道館公演、3年連続のNHK紅白歌合戦への出場など、怒涛のようなメモリアルイヤーを走り切った。2022年最初のリリースは、昨年2月に開催された「LiVE is Smile Always~unlasting shadow~ at Zepp Haneda(TOKYO)」の公演のBlu-rayである。ライブ活動が十全に行うことができなかった情勢を経て、「原曲のよさ」を十二分に表現したこのアコースティックライブにおいて、LiSAは自身の音楽とライブを取り戻した。いわば、ターニングポイントとも言えるステージを振り返りつつ、「11年目」への決意を語った、「2022年最初」のインタビューをお届けする。
ライブの中でどんどん自分の気持ちも晴れていくような気がして、「大丈夫なんだ」って思えた
――2022年は、どういう感じで始動したんですか。
LiSA:久しぶ…