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非合法員 (小学館文庫 ふ 4-11)

非合法員 (小学館文庫 ふ 4-11)

非合法員 (小学館文庫 ふ 4-11)

作家
船戸与一
出版社
小学館
発売日
2015-01-05
ISBN
9784094061161
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非合法員 (小学館文庫 ふ 4-11) / 感想・レビュー

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きょちょ

デビュー作だが、さすがに船戸与一だ! 面白い。 政府機関などから依頼されて人殺しを行う「非合法員」が主人公。 ある仕事を終えた後、一緒に仕事をしていたベトナム人に裏切られ、彼を追い復讐しようとする。 また、謎の組織から狙われるが、狙われる理由は主人公は全く思い当たらない。 誰が自分を殺そうとしているのか・・・。 最後まで謎は尽きないし、途中、個性的な人物もそれぞれの人生をおくる事になる。 終わりは良い意味で切なさが残る。 この人の冒険小説は、誰かに似ているようでそれでもないところがある。 ★★★★ 

2018/09/01

金吾

誰が味方かわからない状態で次々と登場人物が死んでいきます。ラストがあっけない気がしましたが、話のテンポがいいため読みやすい作品です。

2021/12/02

船戸与一デビュー作。勢いがすごい。余りに人が死にすぎて、登場人物がめちゃくちゃ多い。いったい一冊に何冊分の展開が詰め込まれているのか。そして、いつも変わらぬのは主人公自身の生の否定。この年になると、これが意外と心に沁みるのだ。

2019/12/13

泉 勇一郎

この人の文章はデビュー当時にすでに確立されていたんだなぁ…と思わされる内容だった。話としてはつまらなかった。人と場面が変わりすぎ。誰が誰だかわからなくなったし、ある意味行き当たりばったりの感じが強いよな。55点。

2016/06/06

ぼーじょみ

まさにデビュー作に相応しい「若き船戸の作品」って感じ。文体も人物造形も荒削りな部分が目立つけど、それさえも作品のエネルギーとして飲み込んでいるような。にしても次から次へと殺す殺す殺す。何人死んだよ?ノンストップ感は船戸作品群の中でも恐らく最高峰。叛アメリカ史はネタバレ本だけど(小声)、先に読んどくべきかも

2016/01/21

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