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小松左京スペシャル 2019年7月 (NHK100分de名著)

小松左京スペシャル 2019年7月 (NHK100分de名著)

小松左京スペシャル 2019年7月 (NHK100分de名著)

作家
宮崎哲弥
出版社
NHK出版
発売日
2019-06-25
ISBN
9784142231010
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あらすじ

「一度は読んでみたかった」そんな大作や難解な名著をわかりやすく解説します

書名や著者名は知っているけれど、内容はよくわからない……。そんな「気になっていた」名著の数々を、25分×4回の1か月100分でわかりやすく解説する番組のテキストです。一流の研究者や作家が講師を担当、読者に語りかける平易な文体と脚注や図版を駆使した丁寧なページ構成で、名著の魅力を伝えます。

■ご注意ください■
※NHKテキスト電子版では権利処理の都合上、一部コンテンツやコーナーを掲載していない場合があります。ご了承ください。

■今月のテーマ
神なき時代に「神」を求めて

宇宙全体のなかで、この「私」の存在にはどんな意味があるのか? 人知を超えた「何か」は存在するのか?――かつては宗教的テキストが担ったこれらの問題意識に、小松左京はSFという形で挑んだ。『地には平和を』『日本沈没』『虚無回廊』『ゴルディアスの結び目』などの代表作から、その壮大な試みに迫る!

■講師:宮崎哲弥

小松左京スペシャル 2019年7月 (NHK100分de名著) / 感想・レビュー

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れみ

NHK-Eテレ「100分de名著」のテキスト。小松左京さんは私の中では「日本沈没」を書いた人というくらいの認識でだし普段SFものも触れる機会が少なかったけど、どの回で取り上げられた作品もそれぞれに興味を惹かれるものばかりで、もっと早く知ればよかったなあと思う。「今ここにある苦しみを文学作品に置き換えるという理解」という小松左京さんの言葉を知り、宮崎哲弥さんの(放送では第4回のゲストとして瀬名秀明さん)の解説によって、SFというジャンルが今まで自分が感じていたのとは違う面を感じられた。

2019/07/27

まーくん

今月のNHK100分de名著。「日本沈没」の発想は衝撃的であった。更に沈没のメカニズムに当時の最先端理論、プレート・テクトニクスの前身、海洋底拡大説を用い、その発想は64年頃というから驚き。本書解説で知った小松左京の心にわだかまり。~本土決戦で滅亡するはずの日本。僅か20年で復興、高度経済成長の階段を駆け上がり先進国に。著者もその渦中を駆け抜けたのだが、危うさや不安がいつも脳裏に。我々はあの戦争で死を覚悟したことを忘れ浮かれている。~この気持が虚構の中とはいえ、日本人を国を失う危機に直面させてみることに。

2019/07/09

ころこ

昔、購入したまま結局読まなかった本に再会しました。SFといっても、『地には平和を』と『日本沈没』は日本の自明性とアイデンティティを問うており、『ゴルディアスの結び目』は精神分析で、『虚無回廊』はAIがテーマと、現在でも議論になる射程の長い作品ばかりです。小松の仕事がバブル崩壊直後に起こった阪神淡路大震災を分岐点としたように、本書のもう一つのテーマは昭和です。彼の描いた戦後とは、昭和のことです。古いところがある一方で、現代に突きつけている問題を蔵していると読めるのは、我々が問題を積み残しているからでしょう。

2019/08/19

呼戯人

小松左京は高校生の頃、いつも読もうと思って読みそびれていた作家でした。日本沈没のテレビドラマは毎週欠かさずみていましたが、460万部も売れた日本沈没は読みそびれてしまいました。昨日、古本屋へ行って日本沈没を買ってきました。小松左京スペシャルを読んで、そして日本沈没を読みます。

2019/07/07

新天地

テレビ放送に合わせて買ったはずなのに読み終わるのは今になってから…。この作品群で既読なのは「地には平和を」だけなのだが、他の作品について読んでいなくてもわかるように、それでいてある程度のネタバレは控えて解説してくれていることに好感が持てた。傑作ぞろいの作品の中でも「ゴルディアスの結び目」に一番興味をひかれて気になって仕方がない。もちろん『日本沈没』も『虚無回廊』も読んで、この本の表紙に書いてある通り「『神』なき時代の神話」を堪能したい。

2019/09/16

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