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桜庭一樹のシネマ桜吹雪

桜庭一樹のシネマ桜吹雪

桜庭一樹のシネマ桜吹雪

作家
桜庭一樹
出版社
文藝春秋
発売日
2021-01-14
ISBN
9784163913179
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桜庭一樹のシネマ桜吹雪 / 感想・レビュー

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starbro

桜庭一樹は、新作中心に読んでいる作家です。著者が「キネマ旬報」&「週刊文春」に連載した映画評論集、どの映画も魅力的ですが、私には時間とお金がありません。年に数本しか映画を観ていないのと、著者の選択がミニシアター系中心なので、観たことのある映画はたったの2本でした。著者がそんなにシルベスター・スタローン&ロッキー好きだとは思いませんでした(笑) https://books.bunshun.jp/ud/book/num/9784163913179

2021/02/08

藤月はな(灯れ松明の火)

読書家として有名な桜庭一樹さんの映画評論。映画の幅も矢張り、広い!だが、「連載一回分につき、5~7本観て上で厳選した」というが、本当にどう、時間を捻出してるんだ、この人!?『ノクターナル・アニマルズ』や『聖なる鹿殺し』、『午後八時の訪問者』、『未来を乗り換えた男』、『希望の灯り』など、個人的に大好きな映画も紹介されていて始終、ニコニコしながら読んでいました。その中で特に印象的だったのは『ワンダーウーマン』評。実はこの作品、Dr.ポイズンに共感しすぎて大嫌いな映画なのですが桜庭さんの見方に目から鱗が落ちる

2021/03/24

どんぐり

『キネマ旬報』(2014年6月~2016年5月)、『週刊文春』(2017年3月~2020年4月)掲載の映画評98本。現実では起こりえないことを見せてくれる物語が好きだという桜庭一樹の嗜好なのか、このうち自分が観たのは半分しかない。観ていない作品をチェックし、リストアップする。『ヴィオレッタ』『メビウス』『不機嫌なママにメルシィ!』『コングレス未来学会議』『GONIN サーガ』『獣道』…。う~ん、自分の知らない世界がきっとあるに違いない。「物語は心にずーっと残るからね」。

2021/09/03

hiro

「キネマ旬報」「週刊文春」に連載された桜庭さんの映画愛が詰まった映画評。取り上げられた映画は、世界各国の文芸・怪奇・社会派・コメディ・ドキュメンタリー・愛憎・SF・恋愛・アクション・サスペンス等々のジャンルを問わない約100作品で、最後はコロナ禍のためnetflixの映画も紹介されているが桜庭さんが映画館で観た作品だ。あとがきに『鬼滅の刃』を観に行こうと思っていると書かれていたが、桜庭さんの『鬼滅の刃』の映画評を読んでみたい。紹介された作品で興味があった作品は是非観たいが、まず日本映画から観ようと思う。

2021/08/07

ぐうぐう

「キネマ旬報」で連載している時は、毎号楽しみに読んでいた『シネマ桜吹雪』。2年ほどで休止となって残念に思っていたのが、その後「週刊文春」で連載を引き継いでいたとは知らなかった。いきなり本題に入るのではなく、日常的な話題から映画の感想に繋げていく話芸は、いかにも小説家らしい組み立てで、読んでいて心地良い。例えば「愛を信じる物語はSFに向いている。人間を信じない物語はミステリに向いている」という持論を披露したあとに『インターステラー』の感想を語ったり、(つづく)

2021/01/19

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