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おやすみ、ミユキ

おやすみ、ミユキ

おやすみ、ミユキ

作家
ロクサンヌ=マリ・ガリエズ
セング・ソウン・ラタナヴァン
桜庭一樹
出版社
岩崎書店
発売日
2019-11-14
ISBN
9784265851584
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ジャンル

おやすみ、ミユキ / 感想・レビュー

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ちなぽむ and ぽむの助 @ 休止中

とにかく絵がかわいくてお洒落♡フランス的センスと鮮やかな色彩のジャポニズムで紡がれる世界はわくわくでいっぱい。たくさんの楽しいできごとであふれた今日が終わってしまうのがすこしさびしい。でもきっと明日はもっと楽しいことがあふれてる。そんな気持ちにさせてくれる絵本です。ただしわくわくが過ぎて寝かしつけには向きませんのであしからず。✿読友さんの本棚から✿

2020/06/14

ままこ

レトロモダンな和テイストの美しい絵と詩的な文。ミユキが寝る前にしなくちゃいけないこととは…。ページをめくると不思議でノスタルジックな世界へと誘われる。フランス的センスと日本の伝統の美が見事に融合。桜庭一樹さん訳のお洒落な絵本。

2020/06/18

アン

鮮やかな色彩と美しい文様の千代紙を連想する、フランス生まれのお洒落な絵本。お爺さんがミユキを寝かしつけようとしますが、ミユキは「しなくちゃいけないことがあるの」と。トンボの女王様や迷子のカタツムリ、寒がりの子猫のために…。黒髪のおかっぱスタイルのミユキと穏やかなお爺さんのやりとりが微笑ましく、レトロな雰囲気が漂う不思議な世界へ。どのページもカラフルで、和のテイストが散りばめられ、タイトルの優しい響きも素敵。訳は桜庭一樹さん。

2020/06/05

よこたん

“ぎんいろのおかに きんいろのあめが ふるとき たいようは よるがくるまえの さいごのひかりを はなつ” 夢の中で、夢を見ているような心地で、ふわふわと何処かで漂っている。和の色の絵の具と、文様の世界。どこか灰色がかったような淡い青色にうっとり。表紙がとてもとても好みで、本を開く手前で、8割方以上満足し尽くしたかもしれない。遠い昔の、夜店の屋台、薄暗い中揺れる水面に浮かぶ、沢山の色違い柄違いのヨーヨーを、夢中で眺めたことを思い出す、色の洪水。朝、目が覚めたらもうない世界。けれど、いつか、また夢の中ででも。

2020/07/15

yumiha

不思議な絵本。フランスのジャポニズム絵本というべきか?作も絵も日本人じゃないのに、そこはかとなく日本が漂う。そして訳は、桜庭一樹。桜庭一樹ってフランス語に堪能だったのねん。また、訳者紹介の一文「寄生虫学者の娘として生まれ」に驚いた。

2020/07/15

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