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和牛

職業・肩書き
タレント・その他
ふりがな
わぎゅう

プロフィール

最終更新 : 2021-12-15

1980年生まれ、愛媛県伊予市出身の水田信二と、1984年生まれ、大阪府東大阪市出身の川西賢志郎によるお笑い芸人コンビ。吉本興業所属でともにNSC26期生。2006年12月にコンビ結成。漫才では水田がボケを、川西がツッコミを担当。第30回(2009年)、第31回(2010年)の「ABCお笑い新人グランプリ」で新人賞を受賞。2012年、第9回MBS新世代漫才アワードでは決勝戦へ進出。2013年、NHK上方漫才コンテストでは優勝を逃し、惜しくも準優勝となったが、2014年には同大会「第44回NHK上方漫才コンテスト」で見事に優勝に返り咲いた経歴をもつ。

デビュー以来、着実にお笑いのスキルを磨き、年々、受賞経歴を重ねているコンビで、お笑い芸人の登竜門として名高いM-1グランプリでは2016、2017、2018年と3年連続で準優勝を獲得。2018年には第53回上方漫才大賞奨励賞を受賞するなど数々の受賞歴をもつ実力派漫才コンビである。

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『情熱大陸×和牛』

 9月9日、DVD『情熱大陸×和牛』の発売を記念し、和牛(水田信二・川西賢志郎)のオンライントークイベントが開催された。イベントには、本作品の演出を務めた山内健太郎ディレクター(MBS)も登場。和牛とは長い付き合いだという山内氏とともに、息の合ったトークを約1時間にわたり繰り広げた。

 DVD『情熱大陸×和牛』は、2021年3月14日に放送された『情熱大陸(和牛編)』に未公開映像を加えたもの。2枚組・約120分のボリュームで、普段は見せることのない「ネタ作り」の様子など貴重な映像も収録されている。出場資格を2年残し、2019年に『M-1グランプリ』卒業を宣言した和牛。「漫才師として舞台に立つこと」を第一に選んだ彼らの、生き様に迫る作品となった。

 イベント前半では、DVDを観た3人が「話したい」と思うシーンを3つずつ紹介。撮影の裏話を交えながら、密着当時を振り返った。

 川西がピックアップしたのは、水田が舞台の本番前に靴紐を直しているシーン。元々、左右のバランスを気にしてよく靴紐に触っているという水田。ただ、密着期間中に関しては「(…

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『和牛の一歩ずつ、一歩ずつ。』(和牛 水田信二、川西賢志郎/KADOKAWA)

飴ちゃん 川西賢志郎

 僕は両親が共働きだったので、幼い頃よくおじいちゃんおばあちゃんに面倒を見てもらっていた。二人とも僕のことをすごく可愛がってくれて、たくさんの愛情を受けた。実家は昔ながらの平屋で、その縁側に置かれた木で編まれた長い椅子が、おじいちゃんの特等席。そこで日向ぼっこをするのがおじいちゃんの日課で、その膝の上が僕の特等席だった。おじいちゃんと向かい合わせで膝の上に座ったまま、上半身を大きくのけ反らせ、イナバウアーのような形になると、そこはもう海の中。空想で作り出したその海で僕がイカやマグロなどを捕って、腹筋を使って元の位置に戻り、おじいちゃんに「捕れたー!」と報告すると、「すごいなぁ〜」と褒めてくれた。  よく一緒にテレビも見た。おじいちゃんは時代劇が大好きで、僕もその影響で好きに…

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『和牛の一歩ずつ、一歩ずつ。』(和牛 水田信二、川西賢志郎/KADOKAWA)

自粛の中で 水田信二

 どうしても外出しないといけない時以外、ずっと自宅にいます。コンビニにもスーパーにも行ってません。タクシーに乗る時はマスクはもちろん使い捨てのナイロン手袋をしています。外食もしてません。そして“オンライン飲み”というものが流行りだしました。科学技術の進歩に感謝です。  後輩2人と初めてやってみました。本来なら花見にでも行きたくなる時期ですが、場所は各々の自宅で各々が自分の好きな酒と肴を用意する、もちろん吉本興業ですから後日先輩がお金を払うオンライン奢りです。始まりは21時半。久しぶりに芸人と、いや人と喋るので僕も後輩達も嬉々としています。どのくらい仕事が減ったか、バイトに行くべきか休むべきか、会えなくなった女の子のこと、今買うべき漫画、髭を剃る頻度、ダラダラと楽しい時間は過…

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『和牛の一歩ずつ、一歩ずつ。』(和牛 水田信二、川西賢志郎/KADOKAWA)

ペットの話 川西賢志郎

 犬派か猫派かみたいな話はよくある。僕はどちらも可愛いと思うが、犬派と答えるようにしている。それは、自分が今まで犬しか飼った経験がないからだ。初めて犬を飼ったのは、物心ついてすぐくらい。父親が番犬として飼うために、すでにそれなりに大きくなった雑種の犬をどこからかもらってきた。名前はなにがいい?と聞かれ、僕は「銀」と答えた。その当時、『銀牙―流れ星 銀―』というアニメが好きで、その主人公の犬の名前が銀だったからだ。ざっくり説明すると、怪物のような巨熊に銀率いる犬達が闘いを挑むというアニメ。アニメでの銀は主人に対して従順で賢いが、父犬の仇である熊を倒すべく仲間集めの旅に出る。うちの銀も主人の意向に従い番犬としてよく吠えた。通行人、家族、見境なく吠えに吠えた。そして、逃げた。ほ…

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実力 水田信二

 料理人の実力にも色々な種類があります。まず最低限、美味しく作れるという実力は絶対に必要です。しかし美味しい料理を作れる料理人ほど料理以外の実力も兼ね備えているものです。料理人というのは色々なものを見ていなければいけません。それも見てないようで見てるということが大事です。例えばカウンター席があるお店だと、お客さんがカウンター内の料理人を気にせず自分達の仕事の話、もしくはプライベートな話をできるよう配慮しなければなりません。  仕事の話をしてそうな人達が急に小声で喋りだしたらそれとなく離れます。ただ離れるだけではダメです。離れた先に何か取りたかった物や作業があったかのようにして離れるのです。「あの店員さん、こっちの話聞いてて離れたな」となっては「基本的に聞かれてる」と思わせてしまい…

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池島小学校 川西賢志郎

 僕の母校である池島小学校から、仕事の依頼が入った。漫才と子ども達に夢を与えるような話をしてほしいという内容で、スケジュールの都合もついたので行けることになった。こういった形で呼んでもらえるなんて、卒業生としてはすごく光栄なことだ。子ども達に夢を与える話ができるかなんて自信はないけど、とにかく、ちゃんとしよう。そう思った。  電車で実家の最寄り駅まで行き、そこからタクシーに乗った。よく考えれば、その駅からタクシーに乗るのは初めてのことだった。学生時代は自転車だったし、今も実家に帰るとなると駅までおかんが車で迎えに来てくれるからだ。だから、タクシーに乗ってるのが新鮮で、より仕事をしに行くんだという気持ちが強くなった。小学校に行くのは卒業して以来だから22年ぶりかぁと思い返し…

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、  大人気漫才コンビ・和牛の水田信二と川西賢志郎。2人が2018年春から1カ月交代で執筆してきた雑誌『ダ・ヴィンチ』での連載「和牛の一歩ずつ、一歩ずつ。」の単行本が3月1日に発売された。刊行を記念して『ダ・ヴィンチ』4月号に2人のインタビューを掲載。この記事では、連載期間中の思いや、漫才師としての“いま”についてなど、本誌には掲載しきれなかったエピソードを含めご紹介します!

――これまで、どんな思いで連載と向き合ってきましたか? 川西 「何を書いたらええんかな」って毎回手探りです。読者のみなさんに、初々しさを楽しんでもらえたらいいなって思って書いてきました。 水田 連載があると、漫才を書くのとは違う視点で物事を考える機会が定期的にやってくる。それがありがたいですね。ただ、ちゃんと締め切りを守れるような人間じゃないので、その都度苦しみましたけど。 川西 まるで自分が被害者みたいな言い方やん(笑)。 水田 原稿を書くときは「これ以上はっきり書くと怒る人もいるやろな」「でも、伝わらないと意味がないし」みたいな、さじ加減を意識しています。 川西 水田くん…

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後ろ姿って描くの難しい 水田信二

 四国は香川県に「こんぴらさん」という愛称で親しまれている神社があります。ここの特徴はね、とにかく階段が多いってことです。その数なんと1368段です。観光客の方も多い有名な神社ですがみんながみんな最後までは上りません。だって1368段ですから。  和牛はコンビを組んで12年目になります。本人達も、おそらく近くで見てきた芸人さん達もみんな和牛というコンビはゆっくりと一歩ずつ階段を上ってるという印象を抱いているんじゃないでしょうか。もちろん下りもありましたけど。  こんぴらさんの階段にもね、下りの部分があるんですよ。「1368段もあるのに下ってどうすんねん!」って思いますけどね。必要なんでしょうね。  他のコンビがエスカレーターやエレベーターで昇っていくのを何度も見…

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作家
和牛
CookpadTV株式会社
出版社
ワニブックス
発売日
2020-06-20
ISBN
9784847099076
作品情報を見る

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