ヴィム・ヴェンダースの「ベルリン天使の詩」という映画以来、天使というのはただ人間を見つめているだけの存在という認識が広まった。トラブルに見舞われた人間に手をさ…
マンガ
2011/7/17
ダ・ヴィンチ幽を待つまでもなく、怪談や妖怪の怖い話や妖しい話のブームは霊を見るより明らかです。火ですけどね、ほんとは。 そんなときに、泉鏡花を古いむずかしいやや…
小説・エッセイ
2011/7/12
宮沢章夫は劇作家&演出家である。と思う。最近氏はいろいろなことに手を出され、それがまたそれぞれ標準以上の面白さを醸し出すありさまなので、本業を演劇と信じていて…
小説・エッセイ
2011/7/9
自分というのは自分であって、つまり「生きている本人」だから、一番よく分かっているはずなのに、「いいのかなあこれで私」って、とまるで見当がつかなかったりするから…
2011/7/5
皆川博子という作家は、ミステリが書けて、歴史小説が書けて、幻想小説が書ける。全部が面白いというだけじゃなくて、まいったという気にさせられてしまうのだが、そこは…
小説・エッセイ
2011/6/28
杉浦日向子は、いつも力が抜けてるとこが魅力。 おっそろしく強い侍がふだんダラッとしてるのは剣豪小説によくあるが、なんの取り柄もない町人もダラッとしてる。犬も猫も…
マンガ
2011/6/19
たまに人生相談のサイトなんかを見ることがあるのだが…え、見ませんか? 「彼からメールが来ません」とか「お隣から奇妙な音がします」はては「まゆげが太すぎで困ります…
小説・エッセイ
2011/6/17
仕事柄、連日連夜のべつ本やらマンガやらを手にしているのだが、だんだん作家のイマジネーションが辿る軌跡みたいなものを、ストーリーの中に読み込めるようになってくる…
マンガ
2011/6/14
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