平野レミの料理の出発点・レミの会とは――「熊は鮭をかついで帰る?」/エプロン手帖

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公開日:2023/2/18

 鮭のアラを大ぶりに切って、熱湯でさっとゆで、大根、にんじん、ごぼう、豆腐、こんにゃくと一緒にだし汁で煮て、酒粕、味噌を入れるとおいしい鮭の粕汁になる。

 切り身をバターソテーして、スープを少し加え、蒸し煮する。蒸し汁にホワイトソースを加え、ゆでた野菜(カリフラワー、ブロッコリー、さやいんげんなど)を入れて、塩、胡椒、白ワインまたは日本酒で風味をつける。

 塩鮭を焼いてほぐしてしその葉のみじんと一緒にご飯に混ぜ、白ごまをふる。これはおいしいお弁当。

 鮭のムース。プロセッサーにかけた鮭に生クリームとゼラチンを加えて固めたムースです。

エプロン手帖
器はウェッジウッドの皿、バックは私のブラウス。

鮭のムース

[材料] 鮭100g 生クリーム1/2カップ ゼラチン4g 卵白1個分 塩、胡椒、粉末タイム各少々 白ワイン大さじ2 レモン汁大さじ1 ムースのコーティング(チキンコンソメ1/2カップ ゼラチン2.5g 赤ピーマン、黒オリーブ各適量)

①鮭に粉末タイム少々と白ワイン(大さじ1)をふって蒸す。これをプロセッサーにかけてボウルに移し、生クリーム、ふやかしたゼラチンを加え、さらに塩、胡椒、白ワイン(大さじ1)、レモン汁を加える(生クリームを一緒にプロセッサーにかけるとボソボソになる)。

②卵白を泡立てておき、①に加えてさっくり混ぜる。

③型を用意して、オリーブ、ピーマンを適当に切って底に入れ、温めたコンソメにゼラチンを溶かしたコーティング材を流し、固まったら②を流し入れて固める。

撮影=平野レミ

<第2回に続く>

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