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平野レミ

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タレント・その他
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ひらの・れみ

「平野レミ」のおすすめ記事・レビュー

平野レミが歌とセットで披露していた「火も包丁も使わないデザート」/エプロン手帖

平野レミが歌とセットで披露していた「火も包丁も使わないデザート」/エプロン手帖

私の料理の原点は、やっぱり母の味でした―― 『エプロン手帖』(平野レミ:著、和田誠・舟橋全二:絵/ポプラ社)は、平野レミさんが、28年前に出した書籍を大幅にリニューアルしたエッセイ集です。51の食材にまつわるエッセイと、レミさん撮影によるお料理の写真、レシピがエッセイとともに楽しめます。料理を盛る器にこだわり、背景に夫の和田誠さんのポスターや自身のブラウスを敷くなど、スタイリングもご自身で手がけたそう。リニューアルした本書から、厳選した8つのエッセイとレシピをご覧ください。

『エプロン手帖』(平野レミ/ポプラ社)

火も包丁も使わないデザート  幼児のために火も包丁も使わないお料理の本を作ったことは前にも書いた。火と包丁なしで料理ができるかしら? と不安になったけど、パンにバターとハム、というのもサンドイッチの第一歩だと考えれば、いろいろアイデアも浮かぶのだった。野菜を手でちぎってマヨネーズかけてサラダにすることもできる。りんごをむくのはナイフがいるけど、バナナなら手でむけるし。  デザートも考えた。編集部の女性と打ち合せ中、密閉容器に生クリームと砂糖…

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平野レミが「一富士・二鷹・三なすび」の最後のなすびに思うこと/エプロン手帖

平野レミが「一富士・二鷹・三なすび」の最後のなすびに思うこと/エプロン手帖

私の料理の原点は、やっぱり母の味でした―― 『エプロン手帖』(平野レミ:著、和田誠・舟橋全二:絵/ポプラ社)は、平野レミさんが、28年前に出した書籍を大幅にリニューアルしたエッセイ集です。51の食材にまつわるエッセイと、レミさん撮影によるお料理の写真、レシピがエッセイとともに楽しめます。料理を盛る器にこだわり、背景に夫の和田誠さんのポスターや自身のブラウスを敷くなど、スタイリングもご自身で手がけたそう。リニューアルした本書から、厳選した8つのエッセイとレシピをご覧ください。

『エプロン手帖』(平野レミ/ポプラ社)

一富士・二鷹・三なすび  初夢で縁起がいい「一富士・二鷹・三なすび」という言葉を子どものころから知っていたけど、最後のなすびというのがよくわからなかった。富士山は美しい山だからわかる。鷹は強くてかっこいい鳥だからわかる。なすになると急に調子が狂うような気がした。実は今でもよくわからない。三トマトじゃいけないのかしら。  お盆にもなすが登場する。なすに割箸で手足をつけて飾る。私の小さいころはどの家にもそういう習慣があったようだ。あれはなすを馬…

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平野レミがルーツを探す旅でアメリカへ「レミ流・焼き豚」/エプロン手帖

平野レミがルーツを探す旅でアメリカへ「レミ流・焼き豚」/エプロン手帖

私の料理の原点は、やっぱり母の味でした―― 『エプロン手帖』(平野レミ:著、和田誠・舟橋全二:絵/ポプラ社)は、平野レミさんが、28年前に出した書籍を大幅にリニューアルしたエッセイ集です。51の食材にまつわるエッセイと、レミさん撮影によるお料理の写真、レシピがエッセイとともに楽しめます。料理を盛る器にこだわり、背景に夫の和田誠さんのポスターや自身のブラウスを敷くなど、スタイリングもご自身で手がけたそう。リニューアルした本書から、厳選した8つのエッセイとレシピをご覧ください。

『エプロン手帖』(平野レミ/ポプラ社)

レミ流・焼き豚  カリフォルニア州の次にメリーランド州に行った。私の祖父の先祖はスコットランド人で、二百年ほど前にアメリカに渡ってきた。着いた港がメリーランド州アナポリス。私はルーツを探す旅をして、アナポリスに行ったのだ。祖父の名はヘンリー・P・ブイ。アナポリスのそばに、ブイという町がある。メリーランドの知事をしたブイ一族の一人の名をとったもので、その人の孫がブイの町に住んでいる。孫といってももうおじいさんだけど、私の遠い遠いいとこになる。…

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平野レミが「かきのおいしい季節」を夫に尋ねたら…/エプロン手帖

平野レミが「かきのおいしい季節」を夫に尋ねたら…/エプロン手帖

私の料理の原点は、やっぱり母の味でした―― 『エプロン手帖』(平野レミ:著、和田誠・舟橋全二:絵/ポプラ社)は、平野レミさんが、28年前に出した書籍を大幅にリニューアルしたエッセイ集です。51の食材にまつわるエッセイと、レミさん撮影によるお料理の写真、レシピがエッセイとともに楽しめます。料理を盛る器にこだわり、背景に夫の和田誠さんのポスターや自身のブラウスを敷くなど、スタイリングもご自身で手がけたそう。リニューアルした本書から、厳選した8つのエッセイとレシピをご覧ください。

『エプロン手帖』(平野レミ/ポプラ社)

かきのおいしい季節  かき(柿ではなく牡蠣のほう)の殻つきをたくさん鳥羽から段ボール詰めで送ってもらって、うちでワインつきかきパーティをしたことがある。楽しかったけれど、かきの殻をむくのが大変。これは男の仕事だと、かきの殻専用ナイフと普通のナイフを夫とお客さんに渡してみんなでむいてもらった。意外にむずかしくて殻がボロボロと身に入ってしまう。一人、コツを知っていて上手なお客さんがいて、いつの間にか男たちはその人にむくのをまかせ、みんな食べたり…

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平野レミが「煮干のおじさん」に感謝する理由/エプロン手帖

平野レミが「煮干のおじさん」に感謝する理由/エプロン手帖

私の料理の原点は、やっぱり母の味でした―― 『エプロン手帖』(平野レミ:著、和田誠・舟橋全二:絵/ポプラ社)は、平野レミさんが、28年前に出した書籍を大幅にリニューアルしたエッセイ集です。51の食材にまつわるエッセイと、レミさん撮影によるお料理の写真、レシピがエッセイとともに楽しめます。料理を盛る器にこだわり、背景に夫の和田誠さんのポスターや自身のブラウスを敷くなど、スタイリングもご自身で手がけたそう。リニューアルした本書から、厳選した8つのエッセイとレシピをご覧ください。

『エプロン手帖』(平野レミ/ポプラ社)

煮干のおじさん  父の友だちに「煮干のおじさん」という人がいた。本当はちゃんとした名前のある立派な学者なのだが、子どものころの私はいつもそう呼んでいた。どうしてかというと月に一度ほどおじさんは父を訪ねてきて、必ずお土産に煮干をひと袋持ってきてくれるからだ。私は玄関で待ちかまえていて、おじさんから袋を受け取り、ポリポリと食べる。母はだしにしようとしていたらしいが、たいてい私が先にみんな食べてしまっていた。  私は今でも煮干が好きで、デパートで…

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平野レミが提案、うなぎと野菜を美味しくいただくレシピ「『土用の丑の日』の不思議」/エプロン手帖

平野レミが提案、うなぎと野菜を美味しくいただくレシピ「『土用の丑の日』の不思議」/エプロン手帖

私の料理の原点は、やっぱり母の味でした―― 『エプロン手帖』(平野レミ:著、和田誠・舟橋全二:絵/ポプラ社)は、平野レミさんが、28年前に出した書籍を大幅にリニューアルしたエッセイ集です。51の食材にまつわるエッセイと、レミさん撮影によるお料理の写真、レシピがエッセイとともに楽しめます。料理を盛る器にこだわり、背景に夫の和田誠さんのポスターや自身のブラウスを敷くなど、スタイリングもご自身で手がけたそう。リニューアルした本書から、厳選した8つのエッセイとレシピをご覧ください。

『エプロン手帖』(平野レミ/ポプラ社)

「土用の丑の日」の不思議  土用の丑の日にうなぎを食べると夏負けしなくていいと昔からいわれていて、その日のうなぎ屋さんは満員になる。私は子どものころ「土曜の牛の日」だと思っていたから、どうして土曜日にうなぎを食べるといいんだろう、どうして牛の日なのに牛肉じゃなくてうなぎなんだろう、と不思議に思っていた。  今では「土用の丑の日」と字は知っているけど、その日とうなぎの関係ははっきりとはわからない。いろんな説があるらしいが、平賀源内があるうなぎ…

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平野レミと夫・和田誠の初デートの思い出「左ひらめの右かれい」/平野レミ『エプロン手帖』

平野レミと夫・和田誠の初デートの思い出「左ひらめの右かれい」/平野レミ『エプロン手帖』

私の料理の原点は、やっぱり母の味でした―― 『エプロン手帖』(平野レミ:著、和田誠・舟橋全二:絵/ポプラ社)は、平野レミさんが、28年前に出した書籍を大幅にリニューアルしたエッセイ集です。51の食材にまつわるエッセイと、レミさん撮影によるお料理の写真、レシピがエッセイとともに楽しめます。料理を盛る器にこだわり、背景に夫の和田誠さんのポスターや自身のブラウスを敷くなど、スタイリングもご自身で手がけたそう。リニューアルした本書から、厳選した8つのエッセイとレシピをご覧ください。

『エプロン手帖』(平野レミ/ポプラ社)

左ひらめの右かれい  夫と初デートで食事をしたとき、そのお店で突出しに干した小さな変な魚が出た。全員ぺったんこで片側に目が二つついている。「何! 何! どうしちゃったの、この魚」と私は言った。夫は(そのときはまだ夫じゃなかったが)静かに「これはかれいかな、ひらめかな。あ、かれいだな」と言った。「どうしてわかるの」と私はきき、「左ひらめの右かれい」と夫は説明してから、「この連中は海底に住んでて、平らに泳ぐから、この形が都合がいいんだ」と教えて…

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平野レミの料理の出発点・レミの会とは――「熊は鮭をかついで帰る?」/エプロン手帖

平野レミの料理の出発点・レミの会とは――「熊は鮭をかついで帰る?」/エプロン手帖

私の料理の原点は、やっぱり母の味でした―― 『エプロン手帖』(平野レミ:著、和田誠・舟橋全二:絵/ポプラ社)は、平野レミさんが、28年前に出した書籍を大幅にリニューアルしたエッセイ集です。51の食材にまつわるエッセイと、レミさん撮影によるお料理の写真、レシピがエッセイとともに楽しめます。料理を盛る器にこだわり、背景に夫の和田誠さんのポスターや自身のブラウスを敷くなど、スタイリングもご自身で手がけたそう。リニューアルした本書から、厳選した8つのエッセイとレシピをご覧ください。

『エプロン手帖』(平野レミ:著、和田誠・舟橋全二:絵/ポプラ社)

熊は鮭をかついで帰る?  私の父が書いた『レミは生きている』という本がある。そのレミは私の名前じゃなくて、『家なき子』の主人公の名前。アメリカ人の祖父が、ミックスの父を「レミ」と呼んだ。父は戦後、差別されていたミックスの子どもたちを大勢家に招いて「レミの会」と名づけた。大勢の子どもたちに母が料理を作り、それを手伝ったのが、私の料理の出発点だった。  父の子どものころとレミの会のことを書いたのが『レミは生きている』で…

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【Amazon.co.jp 限定】平野レミの自炊ごはん せっかちなわたしが毎日作っている72品(ダウンロード特典:「コーンなおいしいのに入れ忘れちゃった!未収録レシピ」)

作家
平野レミ
出版社
ダイヤモンド社
発売日
2024-03-27
ISBN
9784478119167
作品情報を見る
平野レミ・料理大会

平野レミ・料理大会

作家
平野レミ
出版社
講談社
発売日
1986-04-01
ISBN
9784062021890
作品情報を見る
平野レミのオールスターレシピ 家族の絆はごはんで深まる

平野レミのオールスターレシピ 家族の絆はごはんで深まる

作家
平野レミ
出版社
主婦の友社
発売日
2022-08-29
ISBN
9784074522224
作品情報を見る
わたしの和だし

わたしの和だし

作家
平野レミ
出版社
ナツメ社
発売日
2016-04-07
ISBN
9784816360268
作品情報を見る
平野レミのキュートでおいしい野菜レシピ (講談社のお料理BOOK)

平野レミのキュートでおいしい野菜レシピ (講談社のお料理BOOK)

作家
平野レミ
出版社
講談社
発売日
2010-11-16
ISBN
9784062995078
作品情報を見る

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