読みたい本がここにある

Facebook Twitter LINE はてブ Instagram Pinterest

EPITAPH東京 (朝日文庫)

EPITAPH東京 (朝日文庫)

EPITAPH東京 (朝日文庫)

作家
恩田陸
出版社
朝日新聞出版
発売日
2018-04-06
ISBN
9784022648822
amazonで購入する Kindle版を購入する

EPITAPH東京 (朝日文庫) / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

佐島楓

不思議な作品である。東京が無数の死者たちの上に成っているという前提で進められる、エッセイとフィクション、戯曲までもが混然となった小説。東京の特異性は、ほかの都市や東日本大震災を契機に思い起こされる土地からも示され、日本の特異性へと広がっていく。最後の二、三章の連なりは、突飛なようでいてこの着地点を狙っていたのか、と納得。悪夢は、現在進行形でつづくのだ。

2018/04/25

R

現代を舞台にしたSF小説でした。吸血鬼だと名乗る男、実際にそうであろうと思わされつつ、そのことの不思議ではなく、彼の語る不死性から生きる意味や、生きたあかし、歴史の連なりなんかに思考がとんでいくという物語。とりたてて、何か事件がという話でもなく、人生の意味みたいな、深淵だけども、意味がない思考とも呼べるそれをつなげていくのを楽しめる。何がととらえにくい物語だけど、不思議と読めて、読んだと感触を覚えた読書でした。

2018/10/06

里愛乍

リアル東京を背景に、でもやっぱりフィクションで、それでもあるある風景が描かれた日常で、ならエッセイ風小説かと思いきや間に挟まれた戯曲や視点の違う物語…ここに挙げられている映画やドラマ、小説はほとんどが自分の好きなものだったり興味をそそるようなものばかりで嬉しかったり、一方では吉本新喜劇の面白さがわからないとは、と嘆いてみたり。作品自体が面白い構成で、軽く短編を読むノリで進めつつも全体の深さを楽しめるような奥行きを感じました。

2018/04/24

はるき

恩田さんの創作の引き出しをチラッと覗いた気分。書きたいものをツラツラと並べたみたいな感じでした。素敵ステキ。

2018/04/18

ロマンチッカーnao

小説なんだけど、なんか、東京を俯瞰的にみる散文のような感じも受けました。蜜蜂と遠雷を読んで、えげつなく感動した後の恩田作品。やっぱり、ひとそれぞれ好みがある。僕はちょっとって感じでした。でも、時間をおいてもう一度読んでみたいと思っています。

2018/07/15

感想・レビューをもっと見る