読みたい本がここにある

Facebook Twitter LINE はてブ

落花流水 (角川文庫)

落花流水 (角川文庫)

落花流水 (角川文庫)

作家
山本文緒
出版社
KADOKAWA/角川書店
発売日
2015-01-24
ISBN
9784041019566
amazonで購入する Kindle版を購入する

落花流水 (角川文庫) / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

niisun

奔放に生きた女三世代の物語。桜木紫乃さんの『ラブレス』を彷彿とさせますが、『ラブレス』の圧倒されるような感じはなかったように感じますねぇ。代々の母娘の間で起きる出来事は一見、破天荒ですが、それぞれに皆あっさりしていて淡白ですね。まあでも、その分、次の展開が楽しみで一気読みな作品でした。山本さんの作品は初めてでしたが、物語がすっと入ってくる感じは好みなので、直木賞受賞作の『プラナリア』や、吉川英治文学新人賞の『恋愛中毒』も手に取ってみようかと思いました。

2015/04/22

蘭菜

3代に渡る母娘の物語。手毬の7歳〜67歳までが、10年毎に本人あるいは家族の視点から書かれている。登場人物皆が荒んでいて、恐らく幸福であったのは1967年のみ。この後、律子も手毬もマーティルも変わってしまった。正弘も姫乃も子供の頃は幸福そうであったのに、次に出てくるときには変わっていた。抗おうとしなければ、落花流水の如く因果は巡る。虐待が連鎖するのは、こういうことなのだと思い知らされる。ラストが「恋愛中毒」を彷彿とさせると感じたのは、私だけか。

2017/04/04

to boy

久しぶりの山本文緒さん。相変わらず面白かった。手毬さんの一生を10年区切りで語る手法もよかった。母親の律子、娘の姫乃も個性豊かな性格でしたが手毬と血が繋がっていると思えばなるほどを思います。ジョン(人間の)の存在が大きな影響を与えていましたが後半から姿を消してしまったのが気がかり。

2015/04/26

まつこ

手毬の7~67歳までを、10年ごとに色々な視点から描いていくのが面白い。なぜこの一家は、不幸になりそうな道をあえて選んでいくんだろう…。流れるままに生きているようでもどかしい。

2018/05/14

mino884

自分の身に起きた出来事に理不尽さを感じながらも歴史は繰り返す。なんとなく末代までこんな感じは話は進んでしましいそうにも思う。振り回された相手ほど、自分の思うように生き、多大な影響を及ぼし、負の遺産を残して生き続ける。せめて、自分は立つ鳥後を濁さずぬよう、静かに過ごさなくてはと思った。

2017/12/21

感想・レビューをもっと見る