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統ばる島 (角川文庫)

統ばる島 (角川文庫)

統ばる島 (角川文庫)

作家
池上永一
出版社
KADOKAWA/角川書店
発売日
2015-05-23
ISBN
9784041029909
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統ばる島 (角川文庫) / 感想・レビュー

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おいしゃん

こんな素敵な本だとは思わなかった。島、特に沖縄の八重山諸島が好きな自分にとっては、舞台はどストライク。一章一島で完結していく短編集なのだが、それぞれの島に根付く神々や言い伝えを、実に上手に料理しており、どの短編も読後感はすこぶる良い。おまけに最終章が、八重山の中の親島「石垣島」なのだが、そう繋がるとは!!と驚くやら、ニヤニヤするやら。教えてくれた読友さんに感謝。

2015/09/12

らむれ

信仰って、爆破したり乱射したりすることじゃなくて、こういう静かで平和な生活の祈りのことなんだ、と再確認させてくれる一冊。自然と共存する人の世の営みの暖かさが伝わる短編集。家族がいて、ご先祖様がいて、生まれ育った自然があって、幸せってそういうことよね。最初の方、特に現代ものでは少し説明口調なのが気になりましたが、中盤からは気にせず楽しめました◎長編も読んでみたいな~。寒くなってきて、夏に訪れた八重山が恋しいです;;それぞれの島の風土が伝わってきて、離島に行きたい熱が煽られて大変!八重山そば食べたいなぁ。

2015/12/09

あおでん@やさどく管理人

【読書会紹介につきレビュー書き換え】舞台は、石垣島を中心とする沖縄県八重山諸島。島ごとに神が宿り、人々は神を祀る。島の伝統や風土を織り込んだ短編は、まさしく色とりどりの星のよう。そして、親島である石垣島の物語を読み終えたとき、きっと気付くだろう。――これは、一つの星座の物語であったのだと。

2015/07/24

はづき

沖縄を舞台にした小説を書いてきた著者が、出身の八重山諸島を題材に書いた短編集。それぞれの島が自然にしてもこんな違いがあったなんて知らなかったし、色彩にあふれる物語だった。 表紙からもっとファンタジー色が強いのかと予想したけど、ほのぼのしてるものから、怖いものまで、それぞれの島を舞台に趣向のちがう物語が最後でつながる。 

2016/01/26

豆乳くま

久しぶりの池上永一作品。八重山諸島の9つの島の物語。どれも良かった。与那国島の清子の活躍はシャングリラのぶっ飛びがチラチラしてとても好きだ。島々には御嶽がありツカサがおり神の意志によって物事が決まり進む。それを自然に受け入れるおおらかさ。小浜島の先祖供養洗骨もとても興味深かった。そこにも神の意志が。八重山の島々は家族。石垣島は親島だそう。島と島を繋ぐ群星御嶽に新しいツカサか誕生するのももうすぐのようだ。統ばる島とは神が統べる島なのね。いつまでも浸っていたい悠久感だった。

2015/06/29

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